本日はクリスマスイブですが、ついに外務ゆうメイトの自分にとって毎年恒例の激務初日だったりします。本日なんて師走の連休明けってこともあって年賀に触れることも出来ずに3時間も超勤してしまったぜい(事実)。その反動でブログを毎年恒例だけど毎日更新してやるぜい!!でも既に疲れてる。何だって、そんなに無理して更新すること無いだろうですって?意地だよ。それに今年の場合は更に

>映画レビューも貯まってる。


・・・・・レビュー記事は更新に時間が掛かるんだよ(涙)。さて本日は2日連続で映画レビュー更新です。前売り券を購入済みだったので先々週末の日曜日に『武士の献立』を鑑賞しに行った。今年に入って劇場で鑑賞した映画は『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第4章「銀河辺境の攻防」ー、『渾身』『カラカラ』『ホビット』ー思いがけない冒険ー、『特命戦隊ゴーバスターズ』VS『海賊戦隊ゴーカイジャー』、『ダイ・ハード』ーラストデイー、『スタードライバー』『ライフ・オブ・パイ』ートラの漂流した227日ー、『ジャンゴ』ー繋がれざる者ー、『ドラえもん』ーのび太のひみつ道具博物館ー、『オズ』ーはじまりの戦いー、『ひまわりと子犬の7日間』『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第5章「望郷の銀河間空間」-、『ボクたちの交換日記』『図書館戦争』『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事』ースーパーヒーロー対戦Z、『ドラゴンボール』Zー神と神ー、『ハッシュパピー』ーバスタブ島の少女ー、『ラストスタンド』『舟を編む』『バレッド』『探偵はバーにいる』2-すすきの大交差点ー、『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第6章「到達!大マゼラン」ー、『ハル』『俺はまだ本気出してないだけ』『100回泣くこと』『終戦のエンペラー』『ショート・ピース』『獣電戦隊キョウリュウジャー』ーガブリンチョofミュージカル^ー×『仮面ライダーウィザード』ーinマジックランドー、『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第7章「そして艦は行く」ー、『ローン・レンジャー』『スター・トレック』ーイントゥ・ダークネスー、『パシフィック・リム』『キャプテンハーロック』『マン・オブ・スティール』『許されざる者』『東京シャッターガール』『キタキツネ物語』ー35周年リニューアル版ー、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』ー魔の海ー、『キャリー』『42』ー世界を変えた男ー、『スペック』ー斬の編ー、『あさ・ひる・ばん』『スペック』ー爻の編ー、『ルパン三世』VS『名探偵コナン』『キャプテン・フェルプス』に続いて47作目だ。

 実を言うと当日は9:15開始(11:40終了)の『キャプテン・フェルプス』の後に12:10開始の『武士の献立』を鑑賞していた。3年前に新宿ピカデリーで「ザ・サムライシネマ」というキャンペーンが催されていたので対象作品となった『十三人の刺客』『桜田門外ノ変』『雷桜』『武士の家計簿』『最後の忠臣蔵』の5作品を全部鑑賞していたのだけど、『武士の献立』が公開される時に「ザ・サムライシネマ」が懐かしく感じ、今年の年末は通常以上に鑑賞したい作品が多かったので、前売り券購入を迷ってたのだけど、予告を拝見したら「やっぱり面白そう」だと感じてたし、特典も残ってたので前売り券購入を決意した。

 この作品の特徴は時代劇では珍しく年上女房がヒロインだったりする。ヒロインの春(上戸彩)は料理人の娘で味覚にも優れていて、子どもの頃から、お貞の方(夏川結衣)に仕えていて、春は可愛がってくれていたお貞の方を慕っていたのだけど、屋敷での宴席での「具材当て」を的中させてしまったことを料理人:舟木伝内(西田敏行)に気に入れられ、既に春はバツイチになっていたのだが「新米包丁侍:の次男:安信(高良健吾)の嫁になって指導して欲しい」と頼まれたことが嫁入り。

 だけど、春の年上女房ぶりよりも、寧ろ安信の青臭さが感情移入し易いタイプの作品なのは僕が頼りない男だからだろうね。と言うのも

・元々、剣の道を志していたが、腕の良い包丁侍の兄を病で失くし、剣に未練を残していたし、料理=女中の仕事だと思い込んでいたが、舟木家の人間として仕方無く包丁侍に
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・プライドを傷つけられた安信が、春の条件に勝負を挑み撃沈。
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・春のスパルタ教育のお陰で料理人としての腕が上達し、役目の責任感も芽生え出世を果たす。
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・とはいえ剣への未練を捨てられずにいた中で加賀騒動が


 というシンプルで解り易い構成になっている。剣への思い入れの回想シーンは意外だった。口数は少ないけど、安信の「青臭さ故の熱い人柄」と、年上云々以前に「夫を思う内助の功による行動からの型破りさ」を描いただけの夫婦ものって言ってしまえば、それまでだけど、料理も美味しそうだし、何も考えずに楽しむのには相応しいシンプルな物語だとは思う。

 それにしても上戸彩さんのインタビュー文を拝見すると春役に相応しいと納得してしまう。西田敏行さん然り、役者さんも役のイメージに相応しいキャスティングぶりなのも魅力の一つだと思う。