前売り券を購入済みだったので先々週末の日曜日に弟と『キャプテン・フィリプス』を鑑賞しに行った。今年に入って劇場で鑑賞した映画は『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第4章「銀河辺境の攻防」ー、『渾身』『カラカラ』『ホビット』ー思いがけない冒険ー、『特命戦隊ゴーバスターズ』VS『海賊戦隊ゴーカイジャー』、『ダイ・ハード』ーラストデイー、『スタードライバー』『ライフ・オブ・パイ』ートラの漂流した227日ー、『ジャンゴ』ー繋がれざる者ー、『ドラえもん』ーのび太のひみつ道具博物館ー、『オズ』ーはじまりの戦いー、『ひまわりと子犬の7日間』『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第5章「望郷の銀河間空間」-、『ボクたちの交換日記』『図書館戦争』『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事』ースーパーヒーロー対戦Z、『ドラゴンボール』Zー神と神ー、『ハッシュパピー』ーバスタブ島の少女ー、『ラストスタンド』『舟を編む』『バレッド』『探偵はバーにいる』2-すすきの大交差点ー、『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第6章「到達!大マゼラン」ー、『ハル』『俺はまだ本気出してないだけ』『100回泣くこと』『終戦のエンペラー』『ショート・ピース』『獣電戦隊キョウリュウジャー』ーガブリンチョofミュージカル^ー×『仮面ライダーウィザード』ーinマジックランドー、『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第7章「そして艦は行く」ー、『ローン・レンジャー』『スター・トレック』ーイントゥ・ダークネスー、『パシフィック・リム』『キャプテンハーロック』『マン・オブ・スティール』『許されざる者』『東京シャッターガール』『キタキツネ物語』ー35周年リニューアル版ー、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』ー魔の海ー、『キャリー』『42』ー世界を変えた男ー、『スペック』ー斬の編ー、『あさ・ひる・ばん』『スペック』ー爻の編ー、『ルパン三世』VS『名探偵コナン』に続いて46作目だ。

 トム・ハンクス主演による実話で09年に発生したソマリアの海賊の人質になったフェルプス船長の救出劇を描いた作品で予告を拝見しただけで「是非、鑑賞したい」と思ってしまった作品。実話のスペクタクルものってことで真っ先に連想したのが『アンストッバブル』だった(と言いつつも、興味は抱いてたが実は未見だったりする)。僅か4年前の現代で発生した社会派の事件だが、幸運なことに日本に平和にボケーと生きてる不勉強の自分は状況音痴ゆえに信じられない気分だったし、帆船ものってのも大スクリーンでの見応えが或るように感じたんだよね。

 なまじ、こういった作品を拝見をすると他人事のように思えなくなってしまう。実話だからってのも或るけど、登場人物は全員「普通の人」ってのも特徴だと思う。襲われたのはコンテナ船のアラバマ号な訳だけど、海賊自体が悪人に思えないように感じてしまうのは「彼らの環境からの必然」からな訳で、紛れも無く犯罪行為な訳なので絶対に許してはいけないのだけど、思わず同情したくなったりもする。海賊4人組は話し方は対等では或るものの、ボスが現場で支持し、最年少は15歳ぐらいの少年で、しかも裸足だったりする。サスペンスものとして拝見しても面白い。

 だが、それだけに「ボスを残して他のメンバーを射殺する」ラストがハリウッドらしいけど納得いかなかった。どうもハリウッド特有の「強い国のアメリカ」の強調ぶりは苦手だ。しかも実話だから史実なのだろうな・・・・・