月刊、藤子不二雄toお笑い 第60回

 火の用心、火の用心、どーも10月1日生まれの天秤座のピン芸人「マッチ一本火事の元」でございます。ようこそアマチュアコンビ「バケラッタ」のボケ担当だった「人間やじろべえ」のブログへ。本職は郵便局非常勤職員でして、自転車で郵便配達をしております外務ゆうメイトでございます。特技:人間やじろべえ(両腕で身体のバランスを支える)。『天秤(人間やじろべえ)座のマッチ』をこれからもご贔屓にー。

 さて、本題です。とりあえず、毎月第2日曜日は藤子ファンであり、お笑いやってる俺が紹介する芸人さんによる藤子ネタや藤子関連のことを紹介しようというコーナーであります。とはいえ、当ブログで以前から「藤子to笑い」にて書いていたことのレギュラー化と言えば、それまでだ。

・人間やじろべえが選考する藤子作品最高の名台詞
『まんが道』ーお祝いー
森安「エーッ!?ウナ重(漫画少年編集部に戻りながら)そんなの不公平だぁぁぁぁぁ。俺もウナ重を奢って貰いに行こう(ここでズッコケて人間やじろべえを披露する)マッチ一本火事の元!一回戦敗退を重ねた挙げ句にR-1で優勝」

 どーも、藤子ファンとしては若輩者だが、モラトリアム藤子ファン代表(この表現を変える気は一切ない)人間やじろべえです。さて今年最後の藤子to笑い。いきなり、この挨拶から入ったことは何かと言いますと、たぶんリピーターさんはお気づきでしょう。そうです。糞真面目な時の照れ隠しです。

 さて今年度のR-1が近づきましたね。とりあえず僕は漸くエントリー用紙をゲットしました。後は記入して郵送するだけです。外務ゆうメイトの自分にとって1週間後のクリスマスイブから大晦日まで激務です(まあ何だかんだで我が局では1日休みが設けられるとは思うけどね)。さて今年は吉本が中卒の新入社員を採用されたことでも話題になってましたね。何でも15歳の女の子が新入社員を代表して挨拶されたとかどうか。だが敢えて言おう。

>自分は否定的に捉えている。

・・・・・中卒採用自体は否定してない。だけど15歳の新卒だと中学を卒業するまでは普通の女の子として過ごしてきた中で、そこから突然に吉本の社員になってしまう訳だからね。とはいえ僕自身が元々お笑いやってたこともあって、どうしても言いたい。

>吉本に限らず、芸能事務所の裏方に携わるのなら「託す側としての覚悟」が必要だ。

 それまで普通の中学生だったのが、託す側になっちまう。しかも託す側になったところで仕事の応用には直結などしないからね。とはいえ、たかだが15歳とは言えども、どうしても俺は求めちまうんだよ!!!!!

 漫才がやりたかったそうだけど、相方の適格者を発見出来なかったので裏方になろうと思ったのがきっかけだったと仰ってたそうだけど、いかにも裏方の道を選択してた人の動機だし、発想も安易じゃかなろうか?大ファンのノンスタをもっと売り出したいというのも、いかにもミーハー的な発想というかね。実際には一回戦すら5人に1人ぐらいしか合格出来なかったりするし、お笑いファンの間では人気・実力ともに申し分なくても、一般への浸透度では無名でバイトしないと生活出来ない芸人がどれ程いるかと言いたい。

 芸人なんて(俺も含めて)身の程知らずな連中しかいないと言っても過言では無いからね。何しろ売れる保証なんて誰一人として無い訳だからね。だけど売れたりコンテストで認められる芸人さんなど、ほんの一握りで後は(俺も含めて)潰される。こればっかしは仕方が無いからね。

 お笑い好きの子にとっては「芸人=格好良い」という捉え方も正直されてるとは思ってる。芸人さんを目指す子にとっては目標でもあり、おっかけやってる女の子にとっては王子様みたいなね。だが敢えて言おう。

>別に格好良くも特別も無いから

 自分は正直、要領悪い方で不器用だし、ご存知の通り郵政が大赤字なものでして、お笑いどころか自分の仕事の存続自体に危機感を抱いてるし、営業重視になってしまった現在の仕事に正直、冷めてもいる。だけど自分の仕事自体は(不満はあっても)好きなことに変わりないので大丈夫だと思ってたりもする。だけど外務ゆうメイトとして仕事してるのは自己保身の為、お笑いイベントの出演者にこだわってるのも「普段のコンプレックスの反動」。・・・・・只の青臭い自己中野郎だろう!!モラトリアムを謳歌したいんじゃい!!だけど一方で僕自身が託す側として芸人さんを応援したい。

 だから4月に入社して未だに「お笑い」への想いを見失って無かったら、完全に才能ですよ!!もし、この15歳で入社した子にお会いしたら、是非『まんが道』を布教したい願望があったりする。『まんが道』自体が就職したばかりの子とかにも愛読して貰いたいというのが或るからね。と言うか養成学校嫌いの自分だけど、養成学校の先生になったら『まんが道』を教科書にしたいぐらいだね。基本的には怒らないのだけど、質問されても応答はしない。だけど立ち直られないぐらい傷ついた子がいたら、自ら声を掛けて飯でも奢ったりして「泣いても良いですか?」と聞かれたら「良いよ」と応じて、時には「お笑いが好きで芸人になったんだろうけど、お前自身がユーザーファンとして対したことないな」と諭したりしてね。・・・・・支離滅裂以外の何者でも無いけど、それが俺なりの託す側としての行為なんだよね。

 実は『まんが道』が大好きな反面、自分は「フレー、フレー、フレー」は名ソングだと思ってたりするし、『ボクたちの交換日記』とか浅野いにお先生の『ソラニン』のような作品も感情移入して泣ける自分もいたりするんだよね(そして藤子ファン的にF先生の短編『あのバカは荒野をめざす』は泣けるリプレイものの傑作)。見方によっては『ソラニン』ってモラトリアムを推奨した身勝手な作品と捉えられるけど、一度でも舞台に上がったことない輩に上から目線で「現実はもっと厳しいよ」なんか言われたら「テメーに何が解るんだ」と胸ぐら掴みますよ。それは『ボクたちの交換日記』のレビューでも書きましたね。ペーストしよう。

http://blogs.yahoo.co.jp/ningenyajirobe/66302656.html

 何でお笑いなんて面倒くさいもん好きになっちまったんだろう。以上、ユーチューブ動画の影響で楽器演奏どころか楽譜すら読めないのに「太陽がまた輝くとき」をコピーしたくて仕方無い人間やじろべえでした。