日曜日に弟と『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』ー魔の海ーを鑑賞しに行った。今年に入って劇場で鑑賞した映画は『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第4章「銀河辺境の攻防」ー、『渾身』『カラカラ』『ホビット』ー思いがけない冒険ー、『特命戦隊ゴーバスターズ』VS『海賊戦隊ゴーカイジャー』、『ダイ・ハード』ーラストデイー、『スタードライバー』『ライフ・オブ・パイ』ートラの漂流した227日ー、『ジャンゴ』ー繋がれざる者ー、『ドラえもん』ーのび太のひみつ道具博物館ー、『オズ』ーはじまりの戦いー、『ひまわりと子犬の7日間』『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第5章「望郷の銀河間空間」-、『ボクたちの交換日記』『図書館戦争』『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事』ースーパーヒーロー対戦Z、『ドラゴンボール』Zー神と神ー、『ハッシュパピー』ーバスタブ島の少女ー、『ラストスタンド』『舟を編む』『バレッド』『探偵はバーにいる』2-すすきの大交差点ー、『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第6章「到達!大マゼラン」ー、『ハル』『俺はまだ本気出してないだけ』『100回泣くこと』『終戦のエンペラー』『ショート・ピース』『獣電戦隊キョウリュウジャー』ーガブリンチョofミュージカル^ー×『仮面ライダーウィザード』ーinマジックランドー、『宇宙戦艦ヤマト』2199ー第7章「そして艦は行く」ー、『ローン・レンジャー』『スター・トレック』ーイントゥ・ダークネスー、『パシフィック・リム』『キャプテンハーロック』『マン・オブ・スティール』『許されざる者』『東京シャッターガール』『キタキツネ物語』ー35周年リニューアル版ーに続いて39作目だ。

 3年前に公開された作品の続編なのだけど「ギリシャ神話と現代の融合」「ジュブナイル冒険ファンタジー」など藤子ファン的に琴線に触れて鑑賞しに行った作品。なので今回も前売り券を購入したかったのだけど残念ながら販売しておらず、だけど今回は3D上映されるとのことで「どうせだから3D鑑賞しよう」と決意していた作品。

 『ハリー・ポッター』のスタッフが集結して製作された作品だからなのか役割も『ハリー・ポッター』と類似しているのも、この作品の特徴か。ポセイドンを父に持つパーシーがハリーだとすると、アテナを母に持つ紅一点のアナベスはハー・マイオニー。半人半獣のグローバーはロンというポジションだ。なまじグローバーは黒人少年でも或るのでロンポジションに相応しい役回りだとさえ思ってる。

 レジェントヒーローとなった前回からの時の経過からパーシーがスランプに陥って悩んだり、キュプロクス族のタイソンが仲間入りして益々、作品の世界観に確立してきた気がする。笑いあり、冒険あり、ファンタジー的な視覚あり、ジェットコースタームービーという言葉に相応しい内容だったし、3D効果も大きい。

 正直ツッコミ処も多いし、ご都合主義的な部分にも不満は或る。だけどジェットコースター映画ってだけで及第点の面白さだ。ひょっとしたら『ハリー・ポッター』と比較したら「子ども騙し」だと思ってる方々も多いかもしれない。だけど、自分はホグワーツがパブリックスクールと重ねてしまう学校教育自体に苦手意識を感じていたので、却って教訓を押し付けられない内容は安心して楽しめる。

 ジュブナイルファンタジー繋がりで『ライラの冒険』の続編が製作中止になったのは納得いかない。とはいえ役者も成長しちゃったし、無理なんだろうな。