前売り券を購入済みだったので先週の水曜日の夕食後に弟と『バトルシップ』を鑑賞しに行った。今年に入って劇場で鑑賞した作品は『怪物くん』『海賊戦隊ゴーカイジャー』×『宇宙刑事ギャバン』『テンペスト』『ダーク・フェアリー』『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』『ALWAYS三丁目の夕日』64、『しあわせのパン』『ヒューゴと不思議な発明』『TIME』『ドラえもん』ーのび太と奇跡の島ー、『戦火の馬』『宇宙戦艦ヤマト』ー第1章「新たなる旅立ち」ー、『HOME愛しの座敷わらし』『ジョン・カーター』に続いて15作目だ。

 『トランスフォーマー』のハスブロ社制作のユニバーサル100周年スペクタクル映画として話題になっていた作品。主演:テイラー・キッチュ、上映時間2時間20分、4月13日公開と色々な意味でディズニー生誕110周年記念に制作された『ジョン・カーター』と一致する。浅野忠信さんも出演されてるハリウッド映画ということでも話題になっていたが感想はと言うと。


>是非!大スクリーンで堪能して頂きたい最高の作品だった。


 或る意味で王道的な展開なんだけど、エイリアンに襲撃されてる時に市井の人々にとっては「蚊帳の外」で或ることが描かれてたりして、日本でもエイリアン襲撃のニュースが報道されるなど震災後だからこそ、色々な意味でリアリティで考えさせられる部分もあった。

 この作品は或る意味で浅野忠信さんとのW主演と言っても過言では無いと思う。日本の海上自衛隊とサッカーの親善試合が催す姿と言い、浅野さん演じる役柄の名前がナガタと言い「中田英寿選手をリスペクとしている親日家が制作されてるのかな?」と思ったぐらいで或る。大体!バトルシップという題材のSFものって点で『宇宙戦艦ヤマト』と共通する。なまじ、テイラー・キッチュさん演じる主人公が当初、未熟ゆえのトラブルメーカーだっただけに、ナガタの「上から目線の挑発」が際立っていたし、その二人がエイリアン襲撃という共通する目標が出来たときに互いに認め合う姿が必然的に描かれるなどハズレの無い男泣かせな作品だった。

 そんな訳で大和魂溢れた作品ながら、ハリウッドの王道らしいサクセスストーリーで或ることが最重要な気がする。人それぞれに好みは或るので好きなのか苦手なのかは別として「自分らしさ」を大切にしていたことで方向を見失わずに済んだ訳だからね。

 『ジョン・カーター』が詰め込み過ぎていて、キーマンとなるだろうと思われた甥っ子が台無しになっていたという点では僕は失敗作だと思ってるので個人的には4月13日に公開されたテイラー・キッチュ主演スペクタクル映画では『バトルシップ』派です。