◢◤私~そして「みづほの道」27◢◤
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私はいかなる組織にも宗教にも属していない
ただあるは神から授かった「道」のみである
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私は高校を卒業してすぐに、日本シャンソン界の大御所である「宇井あきら」先生の門下生となった。
十代の生意気盛りで銀座の老舗「銀パリ」にも出演したことがある。
先生は菅原洋一が歌って日本レコード大賞を受賞した「今日でお別れ」の作曲者であった。
その受賞の喜びは私のレッスン中に報告された。
また、お茶の水のアテネフランセにも通いフランス語も勉強した。
だが今となってはジュテーム以外はすっかり忘れている(笑)。
ジルベール・ベコーやシャルル・アズナブールがお気に入りの歌手であったので、それに迫ろうと思ったのだ。
18歳の小僧に迫れるわけはないのだが。。。(笑)
同時に弾き語りの仕事も舞い込んできた。
渋谷の公園通りを上っていったイタリアン・レストランであった。
毎日演奏してくれという。
それもピアノではなくギターの弾き語りであった。
レパートリーにカンツォーネやシャンソンやスタンダードナンバーを盛り込んだ。
しばらくして同じ渋谷のイタリアン・レストランからピアノの弾き語りの仕事が入った。
今度はスタンダードやポップ・ミュージックも取り入れなくてはならない。
私はアテネフランセをやめて、渡辺貞夫さんが開校したジャズスクールに通うことにした。
場所は恵比寿の駅前のYAMAHAが運営しているところだった。
ジャズピアノを徳山陽先生に習った。
先生はビル・エバンスとレイ・ブライアントのボイシングや奏法を日本で一番知っている知っている人であり、ヘレン・メリルの歌伴もやっていた。
このおかげで私はオールマイティーのピアノ弾き語り奏者となった。
当時は都内でもピアノの弾き語りをやる者は数えるほどしかいなかったのだ。