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セロ二アスモンク・ジャズ・コンペティションの論評
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7年ぶりに開催されたトランペットの国際コンペ。
オリンピックよりも大変。
Mao は惜しくもセミファイナリストで終わってしまった。
上位3人に選出されたうちの二人が大学教授である。
その中にはMaoがITG・国際トランペット協会のコンペで優勝したときの審査員がいた。
そういう人たちがコンペに出られるとは度量が深い(笑)。
あとの一人も修士課程を卒業し、家族揃って有名な音楽家というエリートである。
他の人たちの経歴もそうそうたるものがある。
その中にあって Mao はよく頑張ったと思う。
ほめてやりたい。
コンペというのは優劣を競うものであり、その緊張感は計り知れない。
ところでセロ二アスモンク・ジャズ・コンペティションの主催はセロ二アスモンク・ジャズ・インスティテュートという大学院である。
審査員もその関係者が多く入っている。
ファイナリストの一人はそこの卒業生だ。
言わばMaoは敵地で戦ったようなものなのである。
動画を見て感じたことは、本来ならばMaoは3人のうちの一人に入ってよいはずである。
Maoの演奏の芸術性には誰も敵わない。
トランペットの音色にも独創性がある。
ファイナリストの3人に限って言えば、ここ10年ほどの流行のトランペット奏法だ。
これもあとしばらくで終わってしまうだろう。
音楽とはサーカス芸ではなく、感動・共鳴を分かち合うものだ。
その中にあってMaoは新しい境地を開いた。
厳しい諸事情にも係わらず、Maoは自分を貫いた。
いつかMaoの時代がやってくるだろう。
そして音楽の系列の枠を吹き飛ばし、人々に感動を与える音楽家になってほしい。
今回良かったことは、世界中のジャズの関係者や業界人たちがMaoの存在を知ったということであろう。
それが私の正直な論評である。
付け加えるならば、ジャッジの点数は公開とすべきである。
音楽は新しい時代へ!
☆まなたから