「想い出のレリーフ」 | sonney「あはやさわ☆まなたから」のブログ

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吾速澤真名宝
オトとコトのライフワーカー
Cosmic Sound & Word

1)小学生の頃、親の転勤で富山から東京に引越してきた。足立区の川向こう(在日の人が多く住む所の蔑視)であった。友達が遊びに来いというのでその部落(埼玉近辺)へ行った。小川が流れていて、天国のような森の中にそれはあった。ひとつ屋根の下で、鼻をつんざくような異臭の中に友は住んでいた。


2)中学生の頃一緒に柔道を習っていた同級生がいた。彼が遊びに来いというので荒川土手の下にある彼の家に行った。そこまで行くのにはぬかるんだ細い泥道を歩かなければならなかった。家に着いた。四畳半一間の今にも崩れそうな低い屋根の下で彼は暮らしていた。寝たきりの年老いた父親と姉の三人で。


3)高校生の頃、無二の親友の音楽仲間がいた。彼はギターの名手であった。社会の授業で先生が質問した。「朝鮮人を差別せず嫌悪しない者は手を上げなさい」。挙手したのは私と彼だけであった。卒業してから分かったのだが、彼は北朝鮮の国籍だった。母と姉の三人暮らし。今頃どうしているだろうか。


4)子供の頃、東京で育ったところは、創価学会と共産党と在日のごった煮であった。悪ガキどもも闊歩していたが、子供たちの目は輝いていた。半分近くが中卒で社会に出た。手に職をつけて一人前になるのが普通だった。弱者の目線に立ち志しを高く持つ子供が多かった。そこに差別など生まれようもない。