「ピアノ弾き語り人生」 | sonney「あはやさわ☆まなたから」のブログ

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吾速澤真名宝
オトとコトのライフワーカー
Cosmic Sound & Word

<ピアノ弾き語り人生>
2011年2月25日執筆

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歌とピアノを続けてきて本当に良かったと思う。もう40年以上もこんなことをやっている。

高校三年生のときから仕事でミュージシャンをやり始めた。
もちろん学校に内緒で。


最初の仕事はキャバレーのフルバンドだった。ピアノ弾きがいないから来てくれという話だった。

自信がないからと断ったが、弾いてるふりでいいから一ヶ月間頼むよと言われた。一晩千円のギャラが毎日出るなんて、駆け出しミュージシャンにとっては魅力だった。 勉強になるから、じゃあやってみようと思った。

びっくりした。初日からショウがあり、なんとジャズ界の大御所、笈田敏夫さんの歌の伴奏だった。 私はビビッた。歌の出だしがピアノ伴奏だけのバラード。

私は騙されたと思った。こんなことをやるなんて聞いていない当時のこの手のバンド演奏、とくにショウの伴奏は全て初見である

案の定、私はトチッた。笈田さんが歌いにくそうにしているのが伝わった。ショウが終わってから私は笈田さんに平謝りした。

その当時、笈田敏夫と言えば大スターで憧れの存在である。彼に怒られると思ったが、意外にも優しく苦笑いを浮かべながら許してくれた。度量のある人だった。

バンドマスターが先に手を回してくれたのが幸いしたのかもしれない。その方も日本ジャズの草分けであった。 テナーサックス奏者で、疋田さんという名前だった。疋田ブラザースというビッグバンドなんて、今では誰も知らないだろう。 懐かしい思い出だ。

私には一人息子がいるが、彼が小学三年生のときから一緒に演奏活動をしてきた。今は私と演奏するよりは、もっとスリリングな演奏スタイルを求めている。めでたし!

しかるに19歳の彼は本場アメリカで武者修行中(現在は22歳)。寂しいけどいいね!

若い皆さんに言っておきたい。時は短く瞬く間に過ぎてゆく。

やりたいことをとことんやってみるがいい。今の人生は二度とない。40年以上も音楽でメシを食ってた人間が言うのだから間違いはない。世間に認められなくても今までいいことがいっぱいあった。

”本当だよ!”