田尻洋一さんのコンサートに行きました。



今回は「ヨーロッパ音楽紀行」というテーマで

ヨーロッパの各国にちなんだ小品がたくさん演奏されました。



田尻さんは、演奏前に曲に関するおはなしを少しされるのですが、

関西人のサービス心が感じられる面白トークで、

その時代背景や作曲家の思いが身近に感じられます。



演奏のほうは、すごく真摯。

どちらかというと重めでかっちりしてますが、

シンプルな旋律のしみじみとした歌わせ方が心にひびきます。

一方でアクロバティックな曲や、どんどん音の幅が広がっていく迫力には

圧倒されることも。

そのピアノの一番美しい響きを引き出そうとされてます。



作品は演奏されることによって生き生きとした姿を再びあらわします。

名演奏をCDで聴くのも、もちろんいいけれど、

生で聴いて、五感で得られるものはほんとうに大きいと思います。

コンサートで聴いて「この曲、いいなぁ!」といっぺんに好きになった曲が、

たくさんあります。

歳を重ねて好みがはっきりしてくると、いろいろ聴かなくなるけど、

たまに新規開拓するのもいいのかな?