ご訪問くださり、本当にありがとうございます。

 

霊や生命について書かれています。

 

ですから、興味がわかなかったり、読んでいて不愉快になられるのなら、迷わずにスルーされて下さいね。

 

あなたの大切なお時間を無駄にしたくありません。

 

 

今回記事はとても長いです

所要時間=20~22分程 です。

ご関心があればお時間のある時にでも、ゆっくりとお読みになられて下さい。

 

 

アンドリュー・ジャクソン・デービス Andrew Jackson Davis  の著述、

 

 『 THE GREAT HARMONIA vol.1  THE PHYSICIAN   (1850年)  』 を、

 

翻訳サイトDeepLにて翻訳後、私にて全文確認しながら必要に応じて修正・加筆して記事化しました。


直訳なので読みづらくてすみません。
 

 

 

The great harmonia

(大調和)

 

 

 

以下より抜粋しております。

 

vol.1  THE PHYSICIAN  

(医師)

What is the Philosophy of Death ?

(死の哲学とは何か?)

 

 

《  》 内 は私が追記しています。

原著の体裁を変更しています。

 

 

 

(前段省略)

 

 


死とは、しかし、新しく、より完璧な存在へと開く扉に過ぎません。


それは、人間の不滅の霊が、外界を離れ、より高く、より崇高で、より壮大な国へと出発する瞬間にくぐり抜ける凱旋門です。


そして、(病気や事故に依らない)自然な死のプロセスには《←原著のまま: (that which is not induced by disease or accident) 》、

 

静かで心地よい、夢のないまどろみに陥ることはあっても、苦痛や不快感などは何もありません。

 


この命題の真実性は、これ以降に説明したような死についての生理的・心理的現象の観察と調査・・・

 

・・・私の霊は、この観察と調査のために、肉体が崩壊する瞬間に、病気の人に対してそれを行う資格を得ました・・・

 

・・・によって顕著に示され、確認されています。

 

 

 

 

その患者は約60歳の女性でした。


彼女は、亡くなる8ヶ月ほど前に身体の診察を受けるために私を訪ねてきました。


彼女には十二指腸の衰弱、味覚の低下以外、はっきりとした自覚は認められませんでしたが、

 

私は彼女が胃の癌性疾患で亡くなるであろうことを発見し、はっきりと認識したのでした。


この診察は、彼女が亡くなる約8ヶ月前に行われました。


彼女が早くこの世を去ることを確信した私は、彼女がこの世を去る正確な時期まで認識することはなく、

 

(私は霊的に時間や空間を測ることができないので)、この興味深い、しかし大いに恐れられている現象が徐々に進行する過程を、その場にいて見守ろうと心に決めました。


この決意に突き動かされた私は、後日、彼女の家に泊まり込み、彼女の主治医を務めました。

 

 

 

彼女の死の時機がやって来たとき、私は幸運にも "Superior Condition" を引き起こすのに心身共に適切な状態にありましたが、


自分の霊を "Superior Condition" の状態に投じる前に、私は最も便利で有利な位置を探して、誰にも全く気づかれず、邪魔されずに観察を行うことができるようにしました。

 


( "superior condition" とは何を意味するのか、また、私の霊的な感覚の性質と特徴については、この著作の中で特に心理学の哲学に捧げられた部分を参照していただきたい)

 

 

このようにして、私は死の神秘的な過程を観察・調査し、個々の人間の霊にとっての、肉体的な死や外的な崩壊に伴う変化とは何かを学ぶことにしました。


それは次のようなものでした。

 

 

《以降、ジャクソン氏が superior condition 状態で霊視した、患者の臨終の光景・・・霊的身体が出来上がる様子・・・とそれに関する感想、考えです》

 


肉体組織はもはや、霊的原理 (the Spiritual Principle) の様々な目的や要求を満たすことができなくなったと私は考えました。


しかしながら、身体の様々な内臓器官は、生気に満ちた魂の撤退に抵抗しているようにも見えたのです。

 

筋(肉)系は「運動」の要素を、血管系は「生命」の要素を、神経系は「感覚」の要素を、脳系は「知性」の原理を維持しようと、あらゆる力を振り絞っていたのです。


肉体と魂は、2人の友人のように、永遠の別れを必須かつ絶対的なものにする様々な状況に強く抵抗しました。


このような内的な葛藤のために、私たちの物質的な感覚では、《死にゆく人が》 最も恐ろしく、苦痛に喘いでいるかのような表情をしているように感じます。


しかし、これらの肉体的な表情は、苦痛や悲惨を顕しているのではなく、

 

単に霊が肉体器官との共同作業を永遠に解消していることを示すものであるという事実を認識し理解したとき、

 

私は言いようのない感謝と喜びを感じました。

 

 

 

さて、身体の頭部が突然、洗練された、柔らかく、まろやかで、明るい大気に包まれました。


そして、瞬時に、大脳と小脳がその最も内側の部分を拡張し、適切なガルバニック機能《※1》を停止するのを見ました。

 

(※1:たぶん・・・脳が体内を流れている微弱な生体電流によって全身をコントロールすること)

 

そして、大脳と小脳が、それに従属する身体全体の系統や組織に浸透している生体電気と生体磁気で高度に充たされていくのを見たのです。

 

つまり、脳は全体として、肉体のより小さい部位に至るまで、健康な時よりも10倍以上positiveであることを突然宣言したのです。


この現象は、必ず肉体の崩壊に先行して起こります。


そして、死のプロセス、つまり霊が肉体から離れるプロセスが完全に始まったのです。

 


脳は、電気、磁気、運動、生命、感覚などの要素を、脳内の様々な多数の部位(departments)に引き寄せ始めました。


頭部は極端に鮮やかに輝いていました。


これは、特に私が注目したことで、生体の四肢が暗く冷たくなるに伴い、脳がますます明るく輝いて見えるのでした。

 

 

 

さて、私には、彼女の頭から発せられ、彼女の頭を包んでいる、まろやかで霊的な大気の中に、"もう一つの頭" を形成しつつある、そのぼやけた輪郭が見えたのでした!


読者は、これらの超感覚的なプロセスは、霊的な知覚が展開されない限り、誰にも見えないことを覚えておく必要があります。


物質的な目は物質的なものしか見ることができず、霊的な眼は霊的なものしか見ることができないからです。


これは自然法則 (a Law of Nature) なのです。

 

この "新しい頭" は、ますますはっきりとした形でその姿を現し、

 

あまりにも筆舌に尽くしがたいほどに凝縮された強烈な輝きを放っていたため、

 

私はその頭を透視することも、思うように見つめることもできませんでした。

 

この霊的な頭が、肉体の頭の外へ上へと排せつされ、組織化されている間、

 

私は肉体の頭から発せられた、周りの芳香な大気が、非常に活動的になっているのを見ましたが、

 

"新しい頭" がよりはっきりとした完全なものになるにつれて、この輝かしい大気は徐々に消えていきました。

 

 

このことから、変容の最初の段階で、身体全体から脳に引き寄せられ、大気の形で排出されたこれらの芳香な要素が、

 

肉体のあらゆる粒子に浸透し運命づけられている、宇宙における親和性の神の原理に従って不可分に結合され、

 

私が見ている "霊体の頭部" を発現させたということが分かりました。

 


言葉にならないほどの驚きと、天にも昇るような畏敬の念をもって、私は目の前で進行している聖なる調和のとれたプロセスを見つめていました。

 


"霊体の頭部" が排せつされ、不変的に組織化されたのと同じ方法で、

 

首、肩、胸、そして霊的な組織全体が、自然で漸進的な順序(秩序)の中で形成され展開していくのを見ました。

 

このことから、人間の霊的原理を構成する、数えきれないほどの無数の粒子・・・非粒子的物質(unparticled matter)とも言うべき粒子には、

 

不滅の友情に似た、ある種の選択的な親和性(elective affinities)が構造的に備わっていることがはっきりと証明されたのです。

 

《↑肉体内のあらゆる粒子に浸透しているその非粒子物質が具えている親和性の原理によって、肉体と同じ霊的組織を自然に造りあげてゆく》

 


彼女の魂の要素と本質が自らを結合し、組織化することによって現れた《霊そのものが具えている》生得の特質こそが、彼女の霊的組織を展開し完成させる、効率的で突出した原因だったのです。

 

彼女の肉体上の欠陥や異状は、私が見たこのように開発された霊的身体では、ほとんど完全に取り除かれていました。


言い換えれば、元々彼女の肉体の完全で適切な発達を妨げていた遺伝性の障がいや影響が今では取り除かれ、

 

したがって、彼女の霊的な構成がそれらの障がいよりも高位となったことで、

 

すべての被造物《=霊的身体の全組織》の普遍的な特質に従って、それ自体を展開し、完成させることが可能になったと思われるのです。

 

 

このような霊的な形成が行われている間、私の霊的な知覚では完全に理解されていましたが、

 

部屋の中で観察している人々《=傍で彼女を看取っている縁故者》の外見上の視覚には、彼女の物質的な身体は、多くの不安や苦痛の症状を示していたように映っていました。

 

しかし、これらの不安や苦痛の症状は、完全に表面的で欺瞞に満ちたものであり、

 

実際には、生命力や霊的な力が四肢や内臓から脳へ、

 

さらには上昇する霊的身体へと向かうことによって全面的に引き起こされている現象に他ならないのです。

 


その霊は、放棄された肉体の頭ないし脳の上に直角に現れました。


しかし、この2つの身体・・・霊体と肉体・・・の間に長年続いていた関係が最終的に解消される直前に、

 

私は、上昇した霊体の足と横たわった肉体の頭の間で、生気に満ちた電気の輝く流れ を見たのです。


これは、一般的に「死」と呼ばれているものは、低次の状態から高次の状態への "霊の誕生" であり、

 

劣った身体と存在様式が、優れた身体とそれに見合った才能と幸福の可能性とに交換されるものであるということを教えてくれました。

 

私は、この世での子供の誕生と、物質的な身体から高次の世界への霊の誕生との間には、絶対的で完全な対応関係があることを知りました。


それの関係は、2つの生体の間に存在し、数分間にわたって2つの生体《=肉体と霊的身体》を結びつけていだ生命電気の糸゙と表現されている、ヘソの緒にまで及びます。

 

そして、ここで私は、これまで私が知り得なかったことを理解したのです。


それは、ヘソの緒《=ここでは魂の緒、シルバーコード》が肉体と切り離された直後に、

 

この重要な電気要素のわずかな部分が捨てられた肉体に戻ってきたということであり、

 

地上の生体に戻ったこの電気要素の部分は瞬時に肉体組織全体に拡散し、こうしてすぐに腐敗されるのを防ぐのです。

 

 

それゆえ、腐敗が確実に始まった後でなければ、遺体を土に埋めることは適切ではありません。


たとえ生命が確実に去ったように見えても、そのような構造的変化の明確な証拠がない場合には、遺体を墓に入れることは適切ではありません。


私が話しているヘソの生命のコード(umbilical life-cord)《=魂の緒、シルバーコード》は、時には切断されずにいて、肉体と霊との間の共感的な繋がりが可能な限り、そのどちらかのうち、ベストな媒体に引き出されます。


これは、明らかに死んだと思われる人が、数日または数時間《肉体を》不在にした後、安らかな旅から戻ってきて、自分の霊的体験を語る場合に必ず見られる現象です。

 

このような現象は、現代的には、トランス(入神)、カタレプシー(精神的強硬症)、ソムナンビュリズム(夢遊病)、スピリチュアル・エクスタシス(霊的恍惚)と呼ばれています。

 

このような状態には、多くの異なる段階、または区分、さらに細分化された区分があります。

 

 

しかし、霊が肉体から飛び立つのを阻止され、わずか数時間または数分の間、過渡的または仲介的な状態に置かれると、霊はその経験をほとんど覚えていません。

 

《↑例えば、霊媒が完全なトランス状態にある場合、その間の出来事については自身が語った発言も含めて何も覚えていない》

 


この忘却の状態は、うわべだけを見ている観察者には消滅(annihilation)のように見えますが、この時折の意識(または記憶)の停止は、魂が不滅であることを否定する多くの議論の基礎とされています。

 

つまり、切断されていないヘソの糸や電線と呼ばれるもの《=魂の緒、シルバーコード》を媒介にして肉体に対する所有権を維持しているときに、

 

魂は何時間も何日も地上の住居や興味を放棄して、その後、明るく幸せな記憶を携えて地上に戻ることができるのです。

 

《↑睡眠中の私たちが正にこれに当たる。但し、その体験の記憶を持ち帰って来ても、相応の霊的能力を授けられ、発達させた人間でなければ、あるいはそうした能力が無くても、霊的に意味があってその記憶を想起させられる必要がなければ、地上に戻ってもその記憶は意識に上って来ない》

 

 

このようにして私が見守っていた霊が、粘り強い肉体から完全に離脱するとすぐに私は霊の動きや感情に注意を向けました。


そして、彼女が周囲の地上の大気の最も内部、あるいは霊的な部分を吸い込み始めるのを見ました。


(地球上の大気の内部」(interior portions of the terrestrial atmosphere)が何を意味するかについては、本巻の病理学部門にある「媒体としての空気」の考察を参照することで、読者は説明を得ることができるでしょう)

 

 

最初は、彼女が新しい媒質(new medium)を吸い込むことが難しいように見えましたが、数秒後には、自然の霊的要素を、可能な限り容易に、そして喜びをもって、吸ったり吐いたりしたのです。

 


そして今、私は彼女が、地上の肉体的組織を特徴づけていたプロポーションと ありとあらゆる点で同じで

 

しかし、より改良され美しくなった《霊的身体の》外見と身体のプロポーションを持っていることを知りました。


つまり、彼女は《霊的身体の組織器官として》 心臓、胃、肝臓、肺、等々を持っており、

 

それは彼女の自然な身体が死ぬ前に持っていたのと同じものを所有しているのです。

 

《↑帰幽直後の幽体は、肉体が持っていたのと同じ霊的組織器官をそのまま具えているとシルバーバーチ霊も言っているが、同時にそれらの組織器官を要らないと自覚するとゆっくりと消滅してゆくとも言っています》


これは素晴らしく、慰めとなる真実です。

 

 

しかし、私が見たところ、彼女の霊的な組織に施された改善は、彼女の個性を破壊したり超越したりするほど特定かつ徹底したものではなく、

 

彼女の自然な外見や生前の特徴を大きく変えるものでもありませんでした。


あまりにも以前の彼女に似ていたので、もし彼女の友人たちが(私がそうであったように)彼女を見ていたら、

 

私たちがよくそうするように・・・長い間、病気で私たちのもとを去り、不在だった友人が、健康になり突然、戻ってきたときのように、

 

きっとこう叫んだことでしょう。


まあ、なんて元気そうなの!
なんて良くなったの!

 

 

私は、彼女が内的生命に属する新しい要素や高揚する感覚に適応し続けて、自分自身に馴染んでいくのを見ていました。

 

私は、彼女の新しく目覚めたばかりで急速に展開している霊としての働きや感情には特に注意を払いませんでした。


私が注意したのは、彼女の哲学的なまでの平静さが、《死の》全ての過程に渡って保たれていたこと、


そして、永遠の領域へ愛と叡智を広げるために彼女が地上から旅立ったことを、

 

彼女の家族が抑えきれずに嘆き悲しむ、その中に 彼女が参加しなかったことです。

 

彼女は、彼女が捨てたばかりの冷たく生命のない姿を、家族が見つめることしかできないことを一目みて理解し、

 

肉体的な死をこのように激しく悼むのは、彼らの真の知識の欠如によるものであるという事実を彼女自身が容易に理解したのです。

 

友人や親戚が亡くなった人の外見を見て過度に泣いたり嘆いたりするのは、

 

主に人間の大部分が死という現象を五感のみで感覚的に、表面的に捉えていることが原因です。

 

というのも、ごく少数の例外を除いて、こういった人たちは、地上でそのように条件付けられ、教育されているからです。


まだ霊的な知見を持てるまでには成長しておらず、

 

隠されているものはすべて明らかにされる

(whatsoever is hid shall be revealed)
 

と言う段階にまで進歩していないのです。

 


最愛の人が近くにいることを、普段の感覚を媒介としてのみ理解し、

 

肉体的な崩壊の外側に見える兆しと過程だけを見て理解し、

 

この肉体の歪みが苦痛を示し、この表情が苦悩を示しているものと思い込んでいるのです。


私は(地球上の大多数の住民にとって)肉体の死は、個人の人格の消滅と同じものだと、こうした人たちはそのような観方をし、教育されているのだと言います。

 

 

しかし、私はそのような上辺だけを見てる観察者たちを慰めたいと思います。


また、真実を知りたいと思う人には厳粛に保証しますが、人間が自然に死ぬとき、霊は何の苦痛も感じません。


また、肉体が病気で酷い姿になったり、恐ろしい雪崩で押しつぶされたりしても、霊の個性(the individuality of the spirit)は奇形になったり、少しもぼんやりとなったりしません。


もはやあなたの愛の視線に答えることのできない生命のない身体《=遺体》からあなたの自然な視線を振り向け、

 

あなたの霊的な眼を開くことができたら、あなたは、あなたの真ん中に立っている、同じだけれども、より美しく、生き生きとしている姿を見ることができるでしょう!

 

 

それゆえ、この世から生命の内なる領域への霊の誕生を喜ぶことには大きな理由があります。


人間の不滅の霊が地上の肉体から抜け出して、より高い、より素晴らしい国で生き、発展することを嘆くよりも、この世で起こる大多数の結婚に泣くことの方がはるかに合理的で適切なのです。

 

 

あなた方は、祭壇で心を生きたまま墓に捧げるとき、あるいは魂を不快な大気の中で呼吸するように鎖でつなぐとき、

 

あなた方は悲哀の暗い喪服を身に着けるかもしれませんが、

 

霊がより高い生命の営みの場へと誕生したことを称えるために、あなた方自身に光の衣装を着せてください。

 

 

 

 

私が目にした《彼女の》変容の全体を達成するのに必要な時間は、

 

2時間半ほどでしたが、

 

これは、《霊体が》肉体の頭上に上昇して再編成されるのに必要な時間について、すべての霊における規則を示すものではありません。

 

 


私は、自分の立場や霊的感覚を変えることなく、彼女の誕生したばかりの霊の動きを観察し続けました。


彼女は自分を取り巻く新しい要素に慣れるとすぐに、意志の力(will-power)で遺体のすぐ上にある高い位置から下りて、

 

彼女が数週間病気で(物質的な形で)横たわっていた寝室のドアから直接出て行きました。


夏季だったので《風通しを良くするために》ドアはすべて開いていて、彼女が家から出て行くのに何の障害もありませんでした。

 

 

私は彼女が隣の部屋を通り抜け、ドアから出て、家から大気中に足を踏み入れるのを見ました。

 

霊的組織は、私たちが地上では粗い形で呼吸している、その "大気を踏んで歩くことができる" という普遍的な真理を初めて理解したとき、私は喜びと驚きに圧倒されました。


人間の霊的体質はより洗練されています。


彼女は、私たちが地上を歩き、高みに上るのと同じように、簡単に、そして同じように 大気中を歩いた のです。

 

 

家を出てすぐに、彼女は霊の国から来た2人の親しそうな霊と合流しました。


そして、3人で、お互いを優しく愛おしそうに認め合った後、最も優雅な方法で、私たちの地球を覆うエーテルの中を めに昇り始めた のです。

 


彼女たちはあまりにも自然に、そして姉妹のように親しげに一緒に歩いていたので、私は彼女たちが "大気を踏んで歩いている" という事実にほとんど気づけませんでした。

 

それはまるで彼女たちが、壮麗ながらも歩き親しんだ山の側を歩いているように見えました。

 

私は、彼女たちが遠くに見えなくなるまで、彼女たちを見つめ続けましたが、そうするとすぐに、私は《 superior condition の状態から覚めて》元の普通の状態に戻りました。

 

 


ああ、なんというコントラストでしょう!

 

私がそこに見たのは、美しく若々しく姿を現した、あの霊ではなく、


私の周りにいる家族の人たちが見ているものと同じように、


それまで毛虫を覆い隠していた、生気のない、冷たい、身体・・・


喜びに満ちた蝶が、ついさっき捨てたばかりの身体だったのです。

 

 

(後段省略)

 

 

 

 

(ブログ管理者追記)

 

The great harmonia をシリーズ化するかどうかは未定です。

 

昨日、一昨日の記事にて 臨終の光景 をテーマにしていたのですが、そうすると、アンドリュー・ジャクソン・デービスが透視した、この臨終の光景を外す訳にはいかないため、今回の記事化に至りました。

 

 

これを読んでみて、自然といろんなが疑問がわいてきました。

 

私たちが睡眠中に体外離脱して幽体として抜け出るときに、わざわざ2時間半かけることはないだろう?

 

寿命尽きて本当に死を迎える場合と睡眠中の体外離脱の場合での霊的身体の違い(魂の緒の繋がりを除き)は何なのだろう?

 

あるいは、このケースのようなゆっくりとした向かうべき死ではなく、事故等による急死の場合の実際はどうなのだろう?

 

・・・他にもいくつか疑問はありますが、あまり真面目に深く考える事柄でもなさそうとも思っています。

 

 

 

 

 

ここまでお読み下さり、本当にありがとうございました