ご訪問くださり、本当にありがとうございます。


霊や生命について書かれています。


ですから、興味がわかなかったり、読んでいて不愉快になられるのなら、迷わずにスルーされて下さいね。


あなたの大切なお時間を無駄にしたくありません。

 

今回の記事は非常に長いです


読み終えるまでに、

20分~30分くらいは必要かもです。


ご関心があるようでしたら、お時間のあるときにでも、ごゆっくりとお読みになられて下さい。


ご関心が無いようでしたら、お時間の無駄になりますので、スルーされて下さいね。


 

 

以下は全て【ハンネン・スワッファー・ホームサークル(英国 1930~1981)】の交霊会における霊団の支配霊シルバーバーチの霊言です。

 

以下より抜粋・編集しております。

 

 シルバー・バーチの霊訓 (五)八章 「病気は自分で治せる」 より抜粋・編集しました。

 

 

◆は交霊会メンバ(レギュラーメンバやゲスト)の発言。

↓が支配霊シルバーバーチの発言。

 

《  》 内の記述は私が追記しました。

原著の体裁を編集しています。

 

 

 

(始)

 

 

サークルのメンバーの一人で心霊治療家を目指している人が自分の病気を話題に出した。

するとシルバーバーチは言下に・・・

 

 

<シルバーバーチ霊>

その病気を追い出してしまいなさい。
自分は絶対に病気にはならないのだと自分に言い聞かせるのです。

 

"医者よ、汝みずからを癒せよ"。
この古い言葉をご存じでしょう。(ルカ4・23)

 

 

◆そのことを考えたことはあります。やはり病気は自分で治せるのでしょうか。


治せるだけでなく、現に治しております。

 

魂の優位を主張し、肉体という下等なものによって束縛され抑えられることを拒否することによって病気を追い払うのです。

 

身体を従者にするのです。
《身体を》主人にしてはなりません。

 

誰にでも出来ることです。

 

ですが、大部分の人間は頭から出来ないものと思い込んでいます。

 

だから出来ないのです。


肉体は精神の従僕です。
精神は肉体に隷属しているのではありません。


肉体は束の間の存在であり、精神は永遠の存在です。
肉体はいずれ朽ち果てます。

 

精神が宿っている間だけ現在の形態を維持している一時的な存在です。

 

それがその人ではありません。

 

その人の表現体であり、道具であり、地上で認識してもらうための手段です。


その肉体が、精神によって、

 

歩きまわることを教わり、

筋肉を動かすことを教わり、

血液を循環させることを教わり、

心臓を鼓動させることを教わり、

内臓のすべての機能を働かせることを教わったごとくに、

 

こんどはそのリズムを狂わせている《身体の》機能に本来のリズムを取り戻させることによって、

 

病気や疾患や異常を無くしてしまうことができるはずなのです。

 

 

◆ということは誰でも自分で健康を回復できるということでしょうか。


まさにその通りです。

 

ただしそのためには、

 

自分は神である。

無限の創造活動の一部を担う存在である。

全生命への責任を担う霊的存在である。

本来は完全なる霊なのだ

 

と宣言できる段階まで悟りができなくてはなりません。

 

 

◆私たちのすべてが治病能力を具えているのになぜ心霊治療家の存在が必要なのでしょうか。


神の摂理を知らない人が多すぎるからです。

 

みんなそんな摂理なんかあるわけがないと思い込み、

 

健康を回復する法則を実践できる段階まで意識を高めることが出来ないと決めてかかっているからです。

 

神の摂理に従って生きれば病気も異状も生じません。


肉体に異状が生じるのは、摂理に反した生き方をしているからです。

 

霊と精神と肉体の調和が乱れると病気になり《※1》

 

自分自身の努力、または霊界からの治療エネルギーによって調和を取り戻すまでその状態が続きます。

 

《↑この地上世界にあっては、宇宙の第一法則・因果律をベースとして、霊的法則、精神的法則、そして物質的・肉体的法則といった摂理・自然法則が、一人ひとりの人間に宿され、相互に関わり合い、働いています。

 

人間の自由意志に基づく一つひとつの思念、言動、行為とその積み重ねを通して、それらのうちの何らかの自然法則との調和を欠いた場合、その不調和の結果として例えば、ケガ、病気が引き起こされます。》

 

 

◆自分で治した場合でも霊界からの援助を受けているのでしょうか。


そういう場合もあり、そうでない場合もあります。

 

というのは、人間は常に何らかの思念、観念、エネルギーといった影響力をまわりから受けているからです。

 

しかし同時にあなた方も霊であり、生命の大霊の一部であり、

 

その無限の貯蔵庫からエネルギーを引き出して我がものとし、ふだんより大きな力を発揮できるのです。

 

人類が今の段階ですでに進化の頂上に到達したと思われますか。

 

現在の文明の状態を見れば、まだまだ人類には成長と進化の余地があることが明白ではないでしょうか。


あなた方も神性を宿しておられるのです。

 

ほんの小さな火花にすぎませんが、人間の一人ひとりに宿されているのです。

 

その火花を煽(あお)いで大きな炎とするか、それとも手入れを怠って消えてしまいそうにするか、

 

それは各自の自由意志によってみずからが決めていくことです。

 

誰も代って決めることは出来ないからです。

 

各自が自分の運命の裁決者なのです。

 

自分の未来を自分で形成していくのです。


神性を発揮するか否かはあなた方自身が選択することです。

 

代って選択してあげようにも出来ないのです。

 

向上進化は自分が自覚しないかぎり、側(はた)から促進してあげることはできません。

 


◆各自に神が宿っているのであれば、自然に発揮されてくるのではないでしょうか。


夏の盛りの大自然の美事な景観をごらんになれば、

 

その背後にそれだけのものを発揮する種子が宿されていたはずだとは思われませんか。

 

たとえばバラのあの可憐な花びらと芳(かぐ)わしい香りもみな一個の小さな種子の中に宿されていたのであり、

 

それがまずつぼみの形で顕現されます。

 

バラの美しさのすべてがそこに宿されているのですが、

 

それはつぼみが開かないことには発揮されません。


あなた方の魂には神が宿っております。

 

そのつながりは永遠であり決して断絶はありません。

 

しかし、その神の属性をどれだけ発揮するかは各自が決めることです。

 

 

◆心霊治療(スピリット・ヒーリング)はどういうメカニズムで病気を治すのでしょうか、治療家と患者との間にどういう関係が生じるのでしょうか。


賦活性を持った放射線が注入されるのです。

 

病気に応じて種類が異なります。

 

どういうものかと言われても、地上にはそれに類するものが見当たりませんので説明できません。

 

たとえばX線、無線、磁気、電気といったものもあくまで "用語" であって本質を伝えてはいません。

 

要するにこちらの世界には病気を癒す力を持った放射線、エネルギー・・・どう呼ばれても結構です・・・が存在し、それを使用するのです。

 

賦活性をもった生命力の一種で、それを人類のために使用できるまでに進化した霊が駆使しているのです。


霊的啓示を授ける者が叡知の泉から汲み上げるように、

 

心霊治療家は健康の泉から治癒力を汲み上げることができます。

 

同じく、必要な物的証拠を提供する霊は、地上でまだ知られていない何種類かの気体を使用しています。

 

すべての生命が刻一刻と進化していることを認識して下さい。

 

学問は墓場で終るのではありません。

 

開発は死とともにストップするのではありません。

 

霊魂は叡知を蓄積しつつ、どこまでも前進し続けます。

 

《↑たとえば、地上時代に医者だった人が、その死後も霊の世界で地上世界の心霊治療のための霊医として働いたり、あるいは地上時代に科学者だった人がその死後、霊界側での科学者として地上の科学者のために働いたりしている。地上生活で培った知識・能力は、死んでおしまいになるわけではない。死んでなおも地上世界のためにその探求を決して辞めることはない。》

 


別の日の交霊会で治療を妨げる最大の障害物は、

患者の不安と取り越し苦労であることをシルバーバーチ霊が指摘すると、

メンバーの一人がすかさず質問した。

 


◆心配するのも止むを得ないこともあるのではないでしょうか。それとも、心配することは絶対にいけませんか。


いいとかいけないとかの問題ではありません。


その念が連絡の通路を塞いでしまうのです。

 

治療エネルギーの流れを妨げ、近づけなくしてしまうのです。


心配の念を抱くとそれが大気に響いて、その人のまわりにわれわれの進入を妨げる雰囲気をこしらえてしまいます。

 

冷静で受容的雰囲気でいてくれれば容易に接近できます。

 

確信を抱いている時、完全な信頼心を抱いてくれている時は接触が容易です。

 

信念が完全に近づけば近づくほど、自信が深まれば深まるほど、それだけわれわれとの接触が緊密になります。

 

 

 

 

この心霊治療を医事法違反として規制する法案が英国議会に提出されたとき、

シルバーバーチは、たとえ全議員がそれに賛成しても、

たとえ権力者のすべてが支持しても、

たとえ教会のすべてがこぞって同意しても、

心霊治療を地上から撲滅してしまうことは出来ないと述べてから、こう続けた。

 

 

<シルバーバーチ霊>

神の業(わざ)であるからには、心霊治療はそうしたものを乗り越えて存在しますし、また存続させねばなりません。

 

私たちが啓示している自然法則は人間の法律によって成立するものではありませんし、

 

その普及が妨げられるものでもありません。

 

私どもは誤ることを避けがたい人間がこしらえた法律にはまったく関心がありません。

 

神の法則、不変、不易にして不可変、全知全能の摂理、無始の過去より存在し、

 

無窮の未来まで存続しつづける摂理を説いているのです。

 

人間がわれわれのこと、並びにわれわれの説く真理のことにどうケチを付けようと一向に構いません。


かつて地上世界の改革に努力した人々、理想に燃えて同胞のために献身した人々は、

 

人類の最先端を歩んでいたために、進化の階梯において一歩先んじていたために、

 

侮(あなど゙)りと蔑(さげす)みと嘲(あざけ)りを耐え忍ばねばなりませんでした。

 

そして使命を終えてこちら《=霊の世界》へ来ると、後世の人間は彼らのことを人類の模範として崇拝し、

 

そうしながら一方では同時代の能力者をはりつけにして葬りました。


真理というものは確立されるまでには数々の闘いに打ち勝たねばならないものなのです。

 

恐れてはなりません。

 

われわれのすべてに存在を与えてくれている力、

地上のために私たちを地上へ派遣してくださっている力、

あなた方にみずから体現させてあげたいと私たちが望んでいるところの力は、

 

宇宙の全生命を創造した力と同じものなのです。

 

それはあなた方の方から見捨てないかぎり、あなた方を見捨てることはありません。


地球はこれからもずっと地軸を中心に回転し続けます。
太陽はこれからもずっと輝き続けます。
すべての天体が定められたコースを運行し続けます。
潮は満ち引きを繰りかえし、

春のあとには夏が、

夏のあとには秋が、

秋のあとには冬がめぐってきます。

 

それはその背後で支える力《=霊力》が無限であり誤ることが無いからです。


これだけの大自然の見事なスペクタクル(壮観・美観)を目の前にしながらあなた方は、

 

それと同じ霊力が地上世界のことでしくじりを犯すことがあり得ると思われますか。


その霊力を顕現させる道具が存在するかぎり、

 

人のために役立ちたいと願う男性あるいは女性がいてくださるかぎり、

 

私たちは病気に苦しむ人を癒し、

 

生命が墓地の向こうにも存在することを証明し、

 

永遠の霊的実在の証を提供し続けます。

 

そうすることが物質万能主義を永遠に駆逐し、

 

霊の働きかけの実在を曖昧なものにしてきた教条主義の暗闇を排除し、

 

奉仕を基調とする真の宗教を確立することになるからです。

 

 

 

では、そもそも病気とは何であろうか。

 

シルバーバーチはこれを

霊と精神と肉体の三位一体の協調関係が崩れた状態

であるという。《※1》

 

ではそれを崩す原因は何であろうか。

純粋な精神的原因、純粋な霊的原因というものがあるのであろうか。

 

前生との関係は?

病気というものが人生における最大の苦痛の原因であるだけに、

心霊治療の問題は人生そのものの問題であるともいえる。

 

その解答を次の問答から読み取っていただきたい。

まずシルバーバーチがこう述べた。

 

 


<シルバーバーチ霊>


物的身体と霊的身体との間に相関関係があり、両者は絶え間なく反応し合っております。


物的身体は霊的身体にその存在自体を依存しており、

 

霊的身体は物的身体にその表現を依存しております。

 

物的身体を通して獲得する経験が霊的身体の成長を決定づけていきます。

 

 

◆肉体は幽体を原型としているのですか。


そうです。

 

 

◆となると病気になった場合は幽体を治療すべきなのでしょうか。


必ずしもそうではありません。

 

病気の原因がどこにあるかによります。

 

純粋に霊体から来ているものであれば霊体を治療することによって治せます。


が、原因が純粋に肉体的なものであれば、霊的方法よりは物的方法の方《=地上側の医療》が効果があります。


ご承知の通り、あなたは今の時点でも霊魂です。


ただ、こうして霊的身体と同時に物的身体を通して表現している間は、物的世界のことは物的身体を通して感得しております。

 

そして、物的世界に生じたことは物的身体に影響を及ぼすと同時に霊的身体にも影響を及ぼします。


同時に、霊的身体へ影響を及ぼすものは、ことごとく物的身体へも影響を及ぼします。

 

かくして、両者の間の作用と反作用が絶え間なく行われております。

 

物的、精神的、霊的の三つの影響力の間に絶え間ない相互関係が営まれております。

 

(訳者注・・・精神は霊が肉体を操作するためのコントロールルームのような存在で、霊にとっては実質があり実感がある)

 

 

◆伝染病は純粋に物的原因によるのでしょうか。


必ずしもそうではありません。
実際は肉体に原因があるのではなくて霊に原因がある病気も数多くあります。

 

 

◆それにはどんな原因があるのでしょうか。


利己主義、強欲、金銭欲。

 

イエスが、《心霊》治療した患者に "汝の罪は赦されたり" と述べた話はご存じでしょう。


病気の原因には物的なものと霊的なものの二種類があることを知らねばなりません。《※1》


どちらが原因の場合でも《心霊治療の場合には》同じ方法で治すことも不可能ではありませんが、

 

物的な治療法の方が効果が大きい病気があります。


病気の影響が霊的身体にまで及んでいる場合があり、

 

あるいは霊的身体にそもそもの原因がある場合もありますが、

 

霊的身体そのものが病気になることはありません。

 

物的身体との相互関係の異常にすぎません。

 

その異常がバイブレーションを乱し、物的身体との関係を乱し、それが病気となって現われます。


怒りが脾臓(ひぞう)を傷めることがあります。
嫉妬心が肝臓を傷めることがあります。

 

そうした悪感情が異状の原因となり、バランスが崩れ、調和が乱れます。

 

病気が進行してバランスが完全に崩れてしまうと霊的身体が脱出のやむなきに至ります。

 

それが死です。

 

 

◆腕を失った場合、それは幽体の腕にどんな影響を及ぼしますか。


幽体の腕に影響が及ぶような事態は決して起きません。


両者の相互関係の欠如という事態にはなります。

 

が、幽体の腕は肉体に宿っている間は働こうにも働けません。


それはともかくとして、私たちの口から "この病気は治りません" という言葉をお聞きになったことはないでしょう。

 

治る望みは必ずあります。


ただ、そのためにいろいろと考慮しなければならない要素があるということです。


人間には物的身体と霊的身体とがあり、両者は生命の紐、言うなれば命綱で結ばれております。

 

病気、異状、あるいは年齢といったものが物的身体に忍び寄るにつれて両者の相互関係が次第に緊密度を失ってまいります。

 

そうした中で物的世界からの離脱の準備が進行しているわけです。

 

病気には物的、精神的、霊的の三つの原因があります。

《※1》

 

 

骨折も霊的に治すことができないことはありませんが、物理的な手当の方が簡単でしょう。

 

 

◆遺伝子疾患と神の公正とをどう結び付けられますか。


地上へ生を享ける時は因果律によってその霊が当然宿るべき身体に宿ります。

 

前世《=霊界生活も含む》で身に付けたもの《霊性、成就すべき因果等》を携えて現世をスタートいたします。

 

前世を終えた時点でふさわしいものを携えて再生するのです。

 

遺伝的疾患も少しも不公平ではありません。

 

前世に照らしてこれからの進化にとって必要なものを成就するのにふさわしい身体を与えられるのです。

 

 

◆心霊治療によって治る人と治らない人がいます。患者と魂の進化という観点からみて種類が異なるのでしょうか。


そうではありません。

 

誰であろうと霊界へ旅立つべき時がくれば、いかなる治療家もそれを阻止することはできません。

 

 

◆でも、治療家のところへ行かなかったらもっと早く死んでいたということもあるでしょう。


それも数日かそこいらの話です。
永遠の時の中でそれがどれほどの意味があるのでしょう。

 

 

◆だったらいっそのこと心霊治療家も要らないことになりませんか。


そうはまいりません。


苦しむ人を救ってあげたいという情は、神の心の自然の発露だからです。

 

人間の病気や異状の多くは、魂の進化の程度の低さに由来するのではなく、

 

無知から神の摂理に反した生き方をするからです。


もっとも、神の摂理に反した生き方をするのは、その摂理が理解できる段階まで魂が到達していないから

 

・・・と言う観方もできることは確かです。

 

魂が摂理と一体となる段階にまで進化すれば病気は生じません。

 

 

◆二人の人間が同じ病気で苦しんでいて、一方は治り、他方は治らないという場合がありますが、これは不公平ではないでしょうか。


そもそも心霊治療家のところへ足を運ぶということ自体、偶然のことと思われますか。
偶然ではありません。

《↑治る、治らないにもちゃんと法則がそれぞれの患者に働いているからそうなるという意味》

 

 

偶然というものはあなたの世界にも私の世界にも存在しないのです。


断言します、神の摂理は完璧です。


いずれあなたもその働きを理解し、その完璧な摂理をこしらえた完全なる愛の存在を知って、

 

私と同じように、まるで鉄鎚を食わされたような思いをなさる日が来るでしょう。


私たちはすべて・・・私も同じなのです・・・暗闇の中で手探りで進みながら、時おり光明の閃(ひらめ)きを見つけ、摂理への洞察力を手にします。


そこで感嘆します。

 

しかし暗闇の中にいるかぎり摂理の全貌が見えませんから、私たちはそれをとかく偶然のせいにし、運よくそうなったのだと考えます。


しかし、断言しますが、偶然というものは存在しません。


そう言うと皆さんはきっと "では自由意志の問題はどうなるのか" と聞かれるでしょう。


確かに人間には自由意志が与えられております。

 

が、その自由意志の範囲は魂の進化の程度によって規制される と申し上げたはずです。


自由は自由です。
が、その自由にも程度があるということです。

 

自由は自由です。
が、それも宇宙の法則、すべてを経綸している法則の中における自由だということです。

 

宇宙最大の組織であろうと極小の生命体であろうと、その法則から逃れることはできません。

 

何ものも神の摂理から逃れることはできません。
完璧なのです.

 


◆心霊治療《スピリットヒーリング》と磁気治療《マグネティックヒーリング》とはどういう点が違うのでしょうか。


まったく違います。

 

磁気治療は治療家自身の持つエネルギーによって治します。

 

心霊治療は《地上側の》治療家が《霊界側の》背後のスピリットの波長と一体となり、通常の手段では物質界に感応しない霊波がその治療家を通して流れ込むのです。

 

 

◆一卵性双生児が同じ病気にかかり、医学では不治と診断されて見放された場合、霊界からの力で二人とも治すことができるでしょうか。


私にはどちらとも言えません。


病気の軽減および治療のための霊力はちゃんと存在しますが、

 

それがどう活用されるかは、その霊力が流れる《地上の》治療家の適合性にかかっています

 

現段階における地上世界はまだ神の治癒力の活用がその頂点まで達しておりません。

 

治療家が霊的に向上すれば、それだけ多くの治癒力が流れます。

 

私たち霊界側の問題であると同時にあなたがた地上側の問題でもあります。


所詮われわれは媒介役に過ぎません。

 

この霊媒(バーバネル)の背後にこの私(シルバーバーチ)がいます。

 

この私(シルバーバーチ)の背後に私より高い存在が控えており、その背後にさらに高い存在が控えています。

 

その連鎖関係は無限に続いているのです。

 

 

 

(続く)

 

 

 

 

 

(ブログ管理者追記)

 

 

《※1》 について。

 

ここでははっきりと言っていませんが、

 

不安、心配、悩み、怒り、妬み、恨み、憎しみ、失望感、挫折感、喪失感、嫌悪感、・・・他にもいろいろとあるでしょうけれど、

 

こうした マイナスな思考、感情を抱くこと、ストレスを感じること、

 

その "状態" が既に、 

 

霊と精神と肉体の三者の調和が崩れている状態である。

 

三者のどこかに原因があって、それが元で、三者の調和・バランスが崩れた結果・状態が病気である。

 

と、シルバーバーチ霊はいつも言っています。


 

その調和を取り戻すために、霊界のドクター・治療霊がまず原因を診断し、次に原因除去に傾注し、原因取り除き、最後に症状が消滅するように働きかける事で治癒を目指します。

 

それが、心霊・霊的治療です。

 

(但し、心霊・霊的治療の真の目的は別のところにありますが、その説明については今回は割愛いたします)

 

 

ちなみに、既に亡くなられた、世界的に有名な英国の霊的治療家のハリー・エドワーズは、

 

病気のうち、例えば、について、こう述べています。

 

 

私たちは、治療霊から与えられた助言と、私たちがこの病気について理解したことから考えて、

 

癌の原因は、霊的なものである と指摘しました。

 

その原因は、人生の目的の自然で自由な表現を妨げる感情の深部の挫折感 から来るものなのです。

 

現在、著名な医学者たちが緩慢ながらこの理論を受け入れています。

 

(ハリー・エドワーズ【霊的治療の解明】より)

 

 

こうして、心と霊我に対する霊的な処置を行う・・・癌を生み出す元である内的自我の苦悩を取り去り


最後に癌そのものを除去し、消散させるという霊的治療によって、末期を含む多くの癌患者の癌を根治させています。


そして、心霊・霊的治療は、癌以外の様々な器質性疾患、神経性疾患、精神性疾患に対しても、数限りない治癒の有効性を証明しています。



これまでの内容を、どのようにお受け止めになられるかは、これをお読みになられている皆様にお任せ致します。


 

もちろん、心霊治療であろうと、現代の最新医療であろうと、自然法則の枠を超えた出来事は起こりませんし、

 

また、地上の治療家のその時点での霊性レベル・資質の限界もありますので、必ず治るとは決して言えません。


さらに、患者さんの魂の発達の段階も関わっています。


やってみない事には分かりません。

 

治る、治らないは絶対にあります。


例えば、ご自身が誕生以前に決めていた寿命という法則には逆らえません。


(でも、苦痛を和らげる、無くすことなら心霊治療にも出来ます)


あるいは、因果律の成就次第では、"治るはずがない時機"もありますし、

 

反対に治る場合なら、治っても良い "時機" というものがあります。

 

しかし、その法則の枠の中で、心霊治療が、最新の地上世界の医学の理解・常識を超えた、


奇跡的な(但し奇跡というものは宇宙の何処を見渡しても起こりえないのですが)数限りない治癒実績を築いてきた事は、紛れもない事実です。


 

その事が、医療・医薬品・教会や利権関係者から疎まれる理由にもなっています。

 

 

医者自身がサジを投げて、不治と宣言した数多くのケガ、病気を、

 

医師免許も持たない人々が、手の平を身体にかざすだけで、

 

あるいは、患者が夜眠っている間に遠隔で、


何ら苦痛も伴うことなく、やがてそのうちに根治してしまうからです。


 

やがて、そうした実績を無視することが出来なくなり、英国では1959年時点でロンドンの200ほどの病院が公式に霊的治療を受け入れていたようですし、


さらには、同じく英国で、それまでは霊的治療家との協力を禁止してきた総合医学評議会が1977年になって、

 

医師が自分の必要だと考える医学的処置に責任を持ち続けるという条件で、

 

英国霊的治療家連盟の会員である治療家の援助を求める事を奨めたり、

 

同意したりしてもよい趣旨の声明を発表しています。

 

つまり、現代医療と霊的医療の相互連携による医療が、たとえ一部の数少ない医師からの依頼であったとしても、英国では60年も前から始まっているということです。

 

心霊・霊的治療は、現代医療を否定するものではなく、逆に、協業、協力、連携を望んでいます。

 

 

ハリー・エドワーズはその思いについてこう続けます。

 

霊的治療家は同胞への愛によって掻き立てられて、その仕事をすすめます。

 

ですからそれが誰の手柄になるなど考えずに、まず病人をよくすることを考えているのです。

 

治療家と医師の協力がすすんでゆくときに、どちらが主でどちらが従になるという問題はなく、

 

また治療の手柄がどちらに帰すべきかというような論争もあるべきではありません。

 

そうでなければ協力は成り立たないでしょう。

 

(ハリー・エドワーズ【霊的治療の解明】より)

 

 

なお、心霊治療では、その病気の原因の把握と治癒エネルギー調合と治療のために、霊界側のドクター・治療霊たちが霊団を組んで控え、対応にあたります。

 

地上の治療家は、その通路であり、道具であり、地上の治療家自身に治癒能力はありません。

 

治療をするのは霊界側のドクターです。

 

ただし、霊界側から選ばれ、認められた人間にしか、地上側の治療家としての役割と能力は授けられません。

 

霊医が霊波に乗せて流す元々の治癒エネルギーがどれだけ良質で治癒力が高くても、

 

その治癒エネルギーを受け取り、患者に流す地上の治療家自身の霊性や資質に問題があれば、

 

その治癒効果を発揮出来ないためです。

 

それだけが理由でもありませんが、そんな事情もあり、地上の治療家になる人間(それが使命で誕生している)は、

 


治癒力が流れるようになる、それまでの人生で過酷で壮絶な体験をさせられ、しごかれ、鍛えられます。



霊界側からすれば、その奉仕の仕事にふさわしい人間となるための試練と鍛錬を積んでもらわないといけない訳です。


 

本当に信頼できる心霊治療家は、治療は無償で行っています。

 

治療を実際にやってみないと治る治らないが分からない・・・という事もありますが、

 

治癒エネルギーの通路となるという、光栄ある役割と能力を、神から無償で授けられたのだから、

 

治療も無償で施すことが筋である・・・という固い信条があるからです。


また、経済的に困窮されている人々を例外なく救済したいという重要な動機もあります。

 

ですから、一切の金品の要求や受領をしていません。


また、治療の依頼を断る事もしません。


但し、患者さん本人または代理人が治療の依頼、治療して欲しいという意思を必ず治療家に届ける事が大前提です。



それは【ベールの彼方の生活】の過去記事でもお伝えしたように、


治したい、治してあげたいという、


信念


が大切だからです。



またそれは、霊界側のドクター・治療霊にとっても、治療を始めるために必要な想念を放射するためにとても大切な事のようです。


 


病気、心霊・霊的治療(スピリットヒーリング)については、これからも時々記事にしてゆく予定です。



でも、それ以前にご関心がある方は、以下の著書をお読みになられる事をお薦めします。


Amazon で買えるはずです。



ハリー・エドワーズ 著

梅原伸太郎 訳


【新装版 霊的治療の解明】

(国書刊行会)



私的には、重いご病気を抱えていらっしゃる方々のみならず、


お医者さんをはじめ医療従事者の方々にこそお読みいただきたい一冊です。





 

 

ここまでお読み下さり、本当にありがとうございました