甘えの質問箱、ブログのお題頂きました。
 

「空道ではインリン的な動きの技があるのですか?稽古の時に全員揃ってインリンしてるとか。その時の掛け声は何ですか?」

 

 

 

お題ありがとうございます!

僕は小学1年生から中学3年生まで8年間「空道」という武道をやっていました。
(小1の途中で始めて中3の途中で辞めたので、カウントは8年です確か。)
 
「空道という武道をやっていたことがあって」という話になると、
話相手の頭上には必ず「????」が浮かぶのですが本当にある武道です。
 

 


ざっくりお答えすると
 
インリン的な動きの技なんぞありません!!!!!
あったとて、しゃがみ込んでる段階で顔蹴られておしまいです。
ただ、かかと落としの際の身体の動かし方と、冬によくやったトレーニング(道場が寒すぎるから冬は筋トレで暖を取りがち)は確実に活きています。
稽古の時の掛け声は「セィヤ!!」でした。

 

 

~~~~~

 

ほのかに記憶があるくらいではあるが、小学校1年生の頃 僕は学校でよく泣いていた。

見かねた親に連れられて、空手道場に行ったことが始まり。

結局、中3の受験シーズンになる頃まで通わせてもらっていた。


空手だと思ったら、どうやらちょっと違うらしい。
僕がやっていたのは「空道」だった。
(高学年くらいになって初めて気づきました。)


超簡単に言うと、フルコンタクト空手(型の美しさとかじゃなくて普通にバチバチ殴ったり蹴ったりします)っぽくて、柔道の要素も入っているような競技。

「柔道×空手」みたいなイメージ。(で合ってると思う)

 

 

 


ヘッドギアなどは着用するものの、ちゃんと殴ったり蹴ったりする。
実践性と安全性の両立が凄い。

少年部の試合は、上段回し蹴りが顔に入って、ポイント取って決まるパターンが多かった記憶がある。

 


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稽古の流れは
・基本稽古(ジャブ、ストレート、フック、アッパー、肘打ち、前蹴り、膝蹴り、横蹴上げ、横蹴り、回し蹴り、後ろ蹴り))
・移動稽古(移動しながら上記の技をやったり組み合わせたり)
・スパーリングなど
だった、はず。

蹴りの順番は自信ない。
回し蹴りは上段・中段・下段の3パターンあったし、ガード上げながら・帯を持ちながらのバージョンもあったはず。

質問箱でいただいた「インリン的な動き」は一切ない。
強いて言うならスクワットくらい。



運動は爆裂苦手なので弱いけれど、友達がいるから続けられている感じ。


いまでこそ会う人会う人にガリガリっぷりを心配される身体になってしまったが、小学生の時はちゃんと肥満児だったし、見た目の通りちゃんと運動全般ができなかった。

(巣篭もり期間でまた痩せてしまいました。どうしよう。)

(中学で一気に背が伸びて肥満こそ改善されたが、運動ができないのはずっと変わらず。)

稽古で一番好きな時間は、ごくごく稀にある「道場の近くの超広い公園でかけっこ」だった。
運動できないだけあって走るのも遅かったが、道着で外に出ることにワクワクしていた。


冬は道場がとても冷えるので、筋トレや持久力をつけるためのメニューが多かったような気がする。

先生がまぁ怖いのでみんな必死に頑張る。
疲れているとかは関係ない。「やりきる」しか選択肢が無いから。


(オンオフちゃんとあるやつです。普段は優しくてカッコいいけれど、稽古で手は抜けない感じ。)
(おもしろ荘に出た後は、中3で辞めてから何年も経っているのにわざわざ電話をくださりました。ハートフル。)

おかげさまで、運動は爆裂苦手ではあるものの学校の体育で電池切れにならない体力はついた。


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「道着でお外を走る~!わ~い!」じゃなくて、ちゃんと稽古として楽しく思えるようになったのは茶帯(黒帯の一個前)になってから。

黒帯取得が現実味を帯びてきたように感じて。


運動音痴×臆病 と格闘技の相性は良いとはいえず、
当時の大会の映像を見たら主審の「始めぇ!」の声と共に、身体ごと横を向いていて、ちゃんと頭を蹴られて負けていた。


でも、声は良く出ている。

たぶんだけど、当時の僕は 弱さを気合で埋めようとしていたのだと思う。
黙ってトレーニングしろ。

結構な声量で「セィヤァ!!!!!」と言いながら、横を向いて頭を蹴られる小学生。
ガードを上げろ。あと、ちゃんと相手を見ろ。

基本稽古の時も「セィヤァ!!!!!」とできる限りの大声で言っていた。
声がそこそこ大きくなったのはこの期間のお陰かもしれない。



なんだかんだで小6の時に黒帯をいただく。

少年部の子は卒業と共に辞める場合が多いものの、僕は中学3年まで継続。
(中学で入っていた囲碁将棋部が、17時終わり&土日は部活なしだったから続けられた)

中学からは一般部の稽古にお邪魔する形になるため、今まで接点が無かった一般部のお兄さんお姉さん方に混ぜていただいていた。

不思議なもので「大会のために」とか「強さを追い求めて」というよりは、「稽古が楽しい」が大きかった。

(大前提で強くなりたくはありました)


~~~~~

空道は中3で辞めたものの、8年もやらせていただいたもので「それっぽく見える動き」はできる。

大学2年生の時に、思い出作りで友達と一緒にヒーローもののオーディションを受けに行ったら、
8年の空道経験のおかげでスーツアクターとして採用していただけた。

それっぽく見える動きがまさか実益に結びつくことになるとは。


そこから卒業までの3年間、中の人として月2~3くらいのペースで色んなイベントを回らせていただいた。

8年の空道の地盤があり、その上にヒーローが乗っかった。



大学卒業後、色々あって芸人になった。

作ったネタの一つに、「インリン・オブ・ジョイトイさんの名前を連呼しながらM字開脚をする」というものがある。

言ってしまえば大声を出しながらスクワットをしているのと同じことだが、これはしんどさで言えば道場に通っていたころの稽古に通ずる部分がある。

ただM字開脚するだけでは視覚的に地味なので、足も振り上げることにした。
空道をやっていたおかげである程度足は上がる。

「それっぽく見える動き」がネタの改善に結びつくことになるとは。

8年の空道の地盤があり、その上にネタが乗っかった。

 



中の人になったり、ネタの動きに応用したり、
どれもなんというか 正しい活かし方ではないが
空道をやっていた期間が様々な形で今に繋がっている。

空道にはインリン的な動きは全くないけれど、インリン的な動きができるようになった地盤は空道をやっていた期間にできあがった。

 

 

(今は左股関節が良くなくてダメですが、昔はもっと足が上がりました!信じてください!)


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以上です。


上記以外でも、
三代目J Soul BrothersさんのR.Y.U.S.E.I.のダンスの足の動きも、
空道の膝蹴りの基本稽古に通じる部分があったので、すぐできるようになったりしました。

 



なんというか、怒られたりしないか不安です。


空道の使い方を僕は全て間違っている。


やっていて良かったのは間違いありません。


 

道場に通っていたのは10年以上前の話になってしまいますが、未だに大道塾Tシャツは着ています。



空手と柔道の要素を併せ持つ武道「空道」
素敵武道なので、是非調べてみてください。

押忍。

 

 

 


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