座右の眼鏡

甘えの質問箱、ブログのお題頂きました。

お久しぶりです！

匿名なので何方かは分かりませんが、お会いしたことがあるのであれば、それはもう「お久しぶりです」です。

そんな昔のことを覚えていて、今も応援してくださっているのはありがたいことです。
「大学時代のアイツに会ったことあるんだよ～」と自慢していただけるよう頑張りますので、今後とも応援のほど宜しくお願い致します！

ざっくりお答えすると

座右の銘として掲げている言葉はありません。
なんと言いますか、「座右の銘」の感覚がイマイチ掴み切れていないところがあります。

座右の銘の代わりと言ってはなんですが、自分の中に焼き付いている言葉を紹介させていただこうと思います。

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お品書き

【背筋を伸ばしたいときに思い返す言葉】

「情熱だけで生き残れたらどいつもこいつもヒーローだよ」
「明日くたばるかも知れないだから今すぐ振り絞る」

【ダウンしているときに思い返す言葉】

「自殺するくらいなら天丼食うわ、アホか」
「お前は自殺するか犯罪者になるかのどっちかだろうな」
「おかえりなさい」

【気分を上げたいときに思い返す言葉】

「自分が自分の世界の主人公になりたかった」
「ビューティフルに生きて死ぬための僕らの人生」
「夢のような夢をみせてくれませんか？」

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【背筋を伸ばしたいときに思い返す言葉】

「情熱だけで生き残れたらどいつもこいつもヒーローだよ」

日食なつこさん『エピゴウネ』の歌詞。
大学の同じ学科の先輩にあたる。
在学期間はちょっと被っているけれど、お会いしたことは無いし、僕が日食なつこさんをしっかり認識したころには既に本人はいらっしゃらなかった。

『エピゴウネ』は口だけの夢追い人を皮肉るような歌詞で、サボっている日に聴くととんでもないダメージを受ける。
ダメージを受けるということは、自分がまだぬるいんだなと確認できる。

「明日くたばるかも知れないだから今すぐ振り絞る」

椎名林檎さん『月に負け犬』の歌詞。
ずっと好きな歌手。

明日どころか今日死ぬ可能性もゼロとは言い切れない。
今すぐ振り絞り続けなきゃいけないんですよ本当は。

今すぐ振り絞り続けているかと問われると、なかなか首を縦には振れない。
これもサボっている日に聴くとぶっ刺さる。

これらの曲を常にノーダメージで聴けるようにならなければならない。

【ダウンしているときに思い返す言葉】

「自殺するくらいなら天丼食うわ、アホか」

確かTwitterで読んだ文。フォローしている方のリツイートで目に入った。
検索しても出てこなかったから、書いた方はツイ消ししたか鍵アカにしたかアカ消ししたのだと思う。

ダウンしきっているときでも、天丼食うくらいで気が変わる可能性が多いにある。
そんなもん。

だから、落ち込んでいながらも多少は動けるときは「天丼食う」に近しい気分転換をしてみる。
実際「天丼食う」に近しいことをしている間は落ち込みが晴れたりするもので、この言葉にはだいぶ救われている。

「お前は自殺するか犯罪者になるかのどっちかだろうな」

先輩から言われた言葉。
お笑いへの未練が全身から噴き出している状態で、就職することを報告しにいったときに「（未練アリアリの状態で就職して）お笑いやってなかったら、お前は自殺するか犯罪者になるかのどっちかだろうな！！」と言われた。

内定が出てからは「別にお笑いなんかやりたくないですけど？就職してエリートサラリーマンになりますけど？」のポーズをとって強がりまくって、自分を洗脳しようとしていたので、それを越えて本心を見抜いてくださっていたのがガツンと来た。

自分が抱えていたしんどさを、一番強い言葉で代弁してくれたというか。
最悪をぶつけて「そうなってしまわないように頑張れよ」というエール。

結局、退職してお笑いを始めることになり、心身ともに健康に過ごせている今。
自殺もしないし犯罪者にもならない。

ダウンしているときに思い出すと、「自分よりも自分を観て下さっている・案じて下さっている方はいる」と思える言葉。

「おかえりなさい」

僕が退職してお笑いを始めることを報告したあとの先輩の言葉。
その方は芸人ではなくサラリーマン。

こんなにもシンプルな7文字で泣かされると思わなかった。
「一度終わってもまた始められる」と思える。

落ちているときの僕には人の言葉が効くようで。

【気分を上げたいときに思い返す言葉】

「自分が自分の世界の主人公になりたかった」

ザ・ハイロウズ『不死身のエレキマン』の歌詞。
就活の最終面接の手応えがありすぎて、面接終了後にこの曲を聴きながら泣いてしまった。
（今思えば、考え方次第でどこにいようと自分の世界の主人公になれるんでしょうけど）

優しくしてくださったサラリーマン時代の職場の皆様、そして両親には本当に申し訳ない形ではあるが、今はそうあれている感覚がある。
早く目に見える形で売れなければ。

「聴いただけで泣くぐらいだった歌詞の通りになれているんだから頑張ろう」と思える。

「ビューティフルに生きて死ぬための僕らの人生」

毛皮のマリーズ『ビューティフル』の歌詞。
「生きて死ぬための人生」というフレーズが強すぎて。

生きて死ぬための人生なら、せめてビューティフルに生きられれば素敵。
「ビューティフルに生きたなぁ」と振り返り、ヘラヘラしながら死ねるように生きたい。

「夢のような夢をみせてくれませんか？」

ミドリ『ゆきこさん』の歌詞。
この部分がとても好き。大学受験の時に聴きまくっていた。
いい夢がさらに夢のような夢だったらもっといい。

「夢のような夢を見せて欲しがっているのも自分で、夢のような夢を見せてあげられるのも自分。」と捉えると、やる気が湧いてくる。

夢のような夢、見たいし見せたい。

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全体的に何かの歌詞が多め。
ダウンしているときに思い出すのは歌詞ではないってのも何か傾向がありそうで。

書き出してみたら、死ぬだのくたばるだのが入りがち。
中2を引きずってる感がある。なにぶん中2より後に中2病が来たもので。
中2病は中2のうちに終わらせておかないと。

格好良くて強い言葉を掲げておきながら、今の自分が格好良くて強いとは胸を張って言えない。

だからこそ、僕は格好良くて強い言葉に縋るのかもしれない。

ただ、年を重ねるにつれて見えるものは少しずつ増えて「格好良くて強い像」は年々アップデートされていくから、「格好良くて強い自分」には一生なれない気がするし、むしろなれないまま追いかけ続けたほうがいいような気もする。

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以上です。

なんか座右の銘とはズレているようで、「座右の銘」ですとは言えませんでした。

今はありませんが、今後座右の銘らしい座右の銘が見つかるのかもしれません。