最近のこもりきり生活。
「ブログを書いてみようかしら」という気持ちだけはあるものの、これは書きたいぞと思うようなことはなかなか無いため、
質問箱というサービスでブログのお題をいただきました。
甘えの質問箱です。
ありがたや。
早速いただいたテーマ
どんな時にネタがよく思い浮かびますか?また、どんな時に思い浮かんだネタが当たりますか?
について。
まず、ざっくりお答えすると
●どんな時にネタがよく思い浮かびますか?
「ネタが思い浮かぶ」というか「ネタにしたいヒントを得られる」のは、
外的な何か(人でも物でも)と接しているとき、
そして、自転車に乗っているときが多いです。
●また、どんな時に思い浮かんだネタが当たりますか?
思い浮かんだ段階で輪郭がハッキリしている・一気に書けるネタが、自分の中では好感触を得られることが多いです。
こんな感じです。
以下で、しっかり。
「自分がどんなときにネタを思い浮かんでいるかな」と思い返してみると、たいてい下記の3パターン。
①自転車を漕いでいるときにポンと出る
②何かからヒントをもらって一気に出来る
③机に向かって絞り出す
の3つが多い。
①②の数が多ければ、そんな素敵なことはないのだが、なかなか甘くないもので。
ほとんどは③。
「ネタの種になりそうだなぁ」というものをメモしておいて、後日机で絞り出してばかり。
①:②:③=1:2:7 くらい。
①自転車を漕いでいるときにポンと出る
これはとてもいい。ほとんどないけれど。
自転車を漕ぎながらしているのは、
歌う、見つけた看板をもじってダジャレをただ言う、人のネタを口ずさむ
くらい。
誰もいないと思って、兜蟹さんのリズムネタ「まー、まー、まーまーまー」を歌いながら自転車を漕いでいたら職質されたことがある。
それでまともなものが出ることはほっっっっとんどないし、
最悪職質されるわけだから、自転車を漕いでいるなかでネタになりそうなものが生まれたらラッキー。
ネタまでは行かないけれど、ちょっと自分の中で引っかかったらメモしておき、③の工程でヒントとして使うこともある。
昨年の引っ越しに伴いバイト先も事務所も劇場も全部近づいたため自転車を漕ぐ時間が短くなったし、
自転車を漕ぐ機会がまた増えればいいなぁ。
【自転車上で出来たネタの一例】
『遠距離恋愛しているヤギ』
木綿のハンカチーフを口ずさんでいて「ヤギカップルだったら手紙食べちゃうよなぁ。」と思い、もうそのまんま。
今までやったネタの中で思いついてから台本にまとまるまでの時間が短い。『宇多田比較』(動画はありません)
Can you keep a secret?を口ずさんでいて、途中から替え歌をしてヘラヘラ。
R-1の一回戦の前日に思いついき、そのままやろうと思い先輩に相談したら止められた。
『僕はモップなんかいらない』(動画はありません)
君はロックを聴かないを口ずさんでいて、途中から「モップなんかいらない」とか「チョップなんか効かない」とか替え歌してヘラヘラしていた。
その後、実際にハンディモップを20個弱買って歌いながら撒き散らしてみた。
自転車の上はどうしても歌モノが多くなる。
②何かからヒントをもらって一気に出来る
これも理想。そんなに多くはない。
②のネタはやっていても楽しいし、自分のネタの中ではウケがいいネタになりやすい印象。
書き始める時点で軸がハッキリしているから、書きやすいのだと思う。
テレビを見ていたり、人の発言だったりを受けて、一気に。
ホントは全部一回寝かせて喫茶店などで考え直してフィルタリングするべきではあるが、一気に行けたときはまずやってみて、そこから考えている。
こちらも①と同様で、ネタまでは行かないけれど、ちょっと自分の中で引っかかったらメモしておき、③の工程でヒントとして使っている。
このメモが大きい。
【何かからヒントをもらって一気に出来たネタの一例】
『都会人』
マネージャーさんに「村民は変にカッコつけようとするところがあるから、もう逆にそういうネタやってみたらどうかな?せっかく田舎生まれだし、田舎くさいのに都会人ぶってるやつみたいな」とヒントを頂いてすぐ作成。
出来てからすぐライブでやったら、えげつない滑り方をして封印。半年後くらいに新ネタが間に合わなくて焦っているときに、音楽や衣装を変えて、振り付けも付けて、最初書いた時とは違うテイストに変更。最終的に動画のような形になり、感触も良さげ。
これはヒントがよすぎた。マネージャーさんに感謝。
『獣ゆく料理道』
紅白歌合戦で宮本浩次さんと椎名林檎さんが歌っているのを見て、「宮本浩次さんが激しく動いてる理由を付ければ、他のシチュエーションに当てはめられる」と思い、物を混ぜる動きが浮かぶ。
インリン・オブ・ジョイトイさんのネタも②ですが、これもブログのテーマでいただいていたので後日詳しく。
③机に向かって絞り出す
これが一番多い。圧倒的にこれ。
メモしていたことや、①②で出てきたアイデアを形に起こす作業が必要な時は、やっぱり一回机に向かうことになる。
- 小さい思いつき・メモ
- メモの内容を舞台上で行なう為の設定づくり
- ネタ
一撃で「ネタ」として浮かぶ、①②のようなことはほとんどない。
「このボケがやりたい」
「これが言いたい」
「この曲が使いたい」
があってから、考える場合は理想的。
よりよい形で言いたいことに繋げるにはどうしたらいいのかを考える作業。
しかし、言いたいことなんてボコボコ出てくるわけでもない。
そういう時は、
・目に入ったものから何か出来ないか
・ベタなシチュエーションでまだ見たことが無い角度
を探してみる。
目に入ったもの~は、無理矢理書いているので、どうにもうまいこと行かないことが多い。
ベタな~は、ベタと言われるだけあって、残っている切り口を上手に探せないことが多い。
このように力技で出した場合は失敗しがち。
でも、とにかく書いてみて、当たったら儲けもんだし、
無理矢理でもおいおい上手に落とし込む技術に繋がるかもしれないし、
「言いたいボケ」をよりよく見せる方法を知ることにも繋がるかもしれないと思っている。
【机に向かって出したネタの一例】
『道徳』ベロベロに酔った友達が「家畜を育ててさ、シメてさ、喰わないってヤバくね?俺は食うけど」と言いながら、ごきげんに豚肉の炒め物をかっこんでいたのを見て、ノートにメモ。
後日、どうにか身近なところに落とし込めないかと考えているときに、『ブタがいた教室』を思い出す。
「家畜をシメて食べない」と言いながら、ごきげんに炒め物を食べてた友達は、いまは警察官をしている。
『呪文』「♪おジャ魔女カーニバル」が頭から離れない時期があり、どうにかしてネタに使いたくて仕方が無かった。
「歌詞で韻を踏むか?それじゃただの替え歌か」
「BGMにしてコントするか?でもBGMだとしたら主張強いな」
など色々考えたが、答えが出なかった。
サビの歌詞を書きだしてみて、ようやく「大声(奇声)を魔法だと思い込んでる奴」をやってみようというところで落ち着いた。
ということで、
①自転車を漕いでいるときにポンと出る
②何かからヒントをもらって一気に出来る
③机に向かって絞り出す
の3パターン。
①②は気持ちいいけれど、そんなに数を出せるわけではないので、
日ごろメモを取りながらコツコツと③で進めている。
①、②はたまに出るご褒美の感覚。
時間かからずにポンと出来たネタのほうがウケるのは嬉しいけど悔しいので、③で狙ってヒットを打てるようにしっかり力をつけなければ。
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