ジェンダーのX
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2!

現在のピアサポートはネットを中心とする?


2年半前の私。ずっと女性に憧れたが、付き合おうとするのには勇気が不足だった。
留学で異質なパリで勉強をしていて、身近な友達はまだできていなかった。
自分はバイだと思っていたが、どうやってそのことを確認するのだろうか?
ビアンバーへ見に行ったらどうかなと思ったけれど、やはり一人で行くのは自信がなかった。
どうすれば良いかと思い、迷子の私はネットのBBSへ手を伸ばした。
Craigslist(1)という外人のBBSにメッセージを書き込んだ。
「私はバイだと思うけど、経験がないのではっきりとは言えない。とりあえず、ビアンやバイの友達を作りたいし、パリのビアンバーへも行ってみたい。良ければ連絡してください。」
という感じで、フランス語で書いて、半分緊張、半分興奮で返事を待っていた。
数日後、Jenniferというアメリカ人の女性からメールが来て、メールを2件、3件をやり取りして、一緒にビアンバーへ行くという約束をした。
約束の日、約束の時間。待ち合わせの場所。バイクのヘルメットを持った、ちょっとかっこよくてボーイッシュな女性が登場した。
「お待たせ!」
Jenniferだった。
「覚悟はした?始めてのビアンバーで、怖くない?」とふざけていじめた。仲良くなれそうな人だった。
Jenniferは私をLe Troisieme Lieu というバーへ連れて行って、とても楽しい夜を無事に過ごした。
その後Jenniferとレズビアンのイベントへ行ったりして、他のビアン/バイの友達もできた。しかも始めての彼女もできた。

それは2年半前の私だった。1年とちょっと前、私は日本に来た。
2年半前と同じように、周りに身近な友達はまだできていない。
しかも、今はクイア(2)と自覚している私は、同類の友達が欲しかった。
たまに暇な時はCraigslistを見たりしていたが、ある日ちょっと面白そうな書き込みが目に入った。
この人は自分をクイアと呼んで、私と同じようにクイアの友達を探しているそうだ。
結局私はあの人にメールを書いて、2丁目を案内してもらえることになった。
すごく偶然なことだが、この人の名前もJenniferで、パリのJenniferと同様にサンフランシスコに住んだことがあった。
会う前はもしかして同じ人かなと思ったけど、もちろんそれはちょっと無理だね。
とにかく、このJenniferと会って、二丁目でとても楽しい夜を過ごして、新しい友達もできた。
この新しい友達はすぐ私の彼女になって、今はとても満足で同棲の生活をしている。

最初のポストなのに、自己紹介はまだやっていないし、長くなってしまった。
誰かがまだ読んでいるかな...(´∀`)
この話を伝える目的は、この時代の特徴を表すことだ。
ネットのお陰で、私は今の人生が過ごせる。
自分のセクシュアル・アイディンティティの疑問に対して、友人や家族に聞く前、ネットで知らない人と相談をしたりした。
ネットを通じて、私と同じような悩みを抱いている人が存在することが分かった。
その知識を通じて、自分も自信がもてるようになった。
しかも、最初は知らない人なのに、ネットを通じてとても素敵な友達も見つけた。

それでは、よろしくお願いします。

(1)東京のCraigslist: http://tokyo.craigslist.org
(2) 「クイア」というのはLGBTとちょっと違って、ニュアンスがある。そしてこのニュアンスはほとんど個人的なことだ。今度はもっと詳しく説明する。

家のピグとそっくり