かなりホン・サンス監督に影響を受けている感が漂います。人のさりげない日常を表しているけれど、幽霊出てきます。(笑)
本作品監督の思いがそのまま映画になった長編。
チャンシルさんには
福が多いね。
2020年3月公開
(2020年11月再公開)
96分
テイン評価
★★★☆☆
あらすじ
映画が好きでPDとしてチ監督を支え映画を作ることが幸せだったチャンシルには残るものがなかった。突然、チ監督が亡くなったため映画の話も無くなった。
仕事が無くなったため、お金も住む所も失い、気がついたらずっと恋愛もなく…
町が見渡せる年配大家の居る場所に引っ越したチャンシル。いつも可愛がっていた女優のソフィーの仮家政婦をすることになった。
ソフィーは女優業に活かすためいろんな習い事をしていた。ある日ソフィーのフランス語講師ヨンと出会った。
ヨンの本業は短編映画監督で生活するためフランス語の講師をしていると言う。ちょっぴり気にするチャンシル。
ある日、映画制作会社のパク社長から連絡を受けて映画の仕事ができるかもと会ってみたが社長から出た言葉は
「あなたがやっていた事は誰でもできる」
落ち込むチャンシルの前に“レスリー・チャン”だと名のる幽霊が現れるようになった。自分には見えるが他の人には見えない。
”レスリー・チャン“はチャンシルに
「自分のやりたい本当をみつければ…」
ふと、年齢差はあるがヨンの事を話すといい人だと言われチャンシルはヨンに告白するが玉砕。
もうだめかも知れないと思う時、大家の思いを聞いた時、自分の気持ちが溢れ出した。
チャンシルを心配したソフィーが部屋に来たがチャンシルは眠っていた。ソフィーが見たのはパソコンに打ち込まれたチャンシルの作成中脚本。
前からの仲間達も現れて映画をやろうと盛り上がる。
そして、チャンシルの映画ができた。
感想
自称“レスリー・チャン”の印象が強くて(笑)
だって、現れた姿が白のランニングと短パンなんだもの それもキム・ヨンミンだったから 凄く重要な幽霊役だし。目が点になった
大家はユン・ヨジョンでこの人のおかげでチャンシルは開けるから重要です。
チャンシルはいろんな最低を経験するので福はどこにあるのかと思うのですが いろんな事をひっくるめて福となすと言うことですね。
余談
ヨン・サンホ監督の「豚の王」のドラマを1話見たがなえた。アニメ映画と違うのはわかっていたけど
まぁ、キム・ドンウク目的ではあったんですが その直後、知った一般女性と今冬結婚する記事 聞いて続きを見るかどうするか…ちょっとショックなテインです。