なんだかとてつもなく泣きたい気分になりまして泣ける映画をチョイスしました。

ただ、再視聴なので始まったところからすでにうるうるしていました。

寡黙で気の短いハラボジと明るく面倒のよいハルモニが出会って恋愛しちゃうだけの話かと思うのですがひとつの家族の愛情が主でした。




チャンス商会

〜初恋を探して〜


2015年

(112分)



 あらすじ

初めて気になる少女に少年は声をかけます。

「僕の名前はソンチル…君の名前は?」

「私の名前は…」

それはソンチルの初恋だったのです。



小さな町にあるチャンス商会でソンチル(パク・クニョン)は働かせてもらっていました。家族も居らず一人暮らしの生活です。

チャンス商会の社長チャンス(チョ・ジヌン)は町の再開発をするためソンチルの印鑑を求めていました。認証しないのがソンチルひとりだったから。


短気で寡黙なソンチルの向かいにクンニム(ユン・ヨジョン)とミンジョン(ハン・ジミン)親子が引っ越してきました。

クンニムを見てからソンチルはそわそわしてきました。チャンスに相談すると内緒のはずが近所がみんなでふたりの仲を応援することに


チャンスとクンニムはどうにか印鑑をもらうためにつながっていました。再開発の計画がなかなか進まず最終手段をチャンスは使います。何故かチャンスはソンチルの家の鍵を持っているのです。

しかも、鍵のかかったソンチルが入れない部屋の鍵を開けて以前の日記等を読み返す。


クンニムの体調が悪く娘のミンジョンから「会うのを止めて」と言われ、初老の紳士と仲良くしているクンニムを見てどうしていいのかわからなくなるソンチル。


花祭りに一緒に行く約束をしましたがクンニムが倒れてしまったのを知らないソンチルは待ちあわせを忘れてしまったことで花祭り会場でクンニムを探しますが、現れたのはチャンスでした。


そして、病院に行くとミンジョンがソンチルに

「私は父さんの娘のミンジョンよ」

なんと、ソンチル、クンニム、チャンス、ミンジョンは家族だったのです。


アルツハイマーによる記憶がなくなるソンチルは不安な日々を過ごしていましたが妻の病気の事もあり完全に忘れて生活していたのです。家族に見守られながら…


ようやく印鑑が手に入り再開発に着手した町でソンチルとクンニムは一緒に生活しますがアルツハイマーが進行しわからなくなったソンチルにクンニムは寄り添います。


初恋のあの時のように…

「僕の名前はソンチル…君の名前は?」

「私の名前はクンニムよ」



 感想

ザ・家族愛のお話です。

家族や周りが知っていながらふたりを応援するのですがそれを知らないじーさん。

最初は初老のふたりのほんわかラブで進むのですがチャンスが家の鍵持っているころから“ん?”

やさしい社長は息子だったのね。自分の病気の事もわからずばーさんに惹かれていたのは初恋の出会いが残っていたからなのかな(泣)

忘れてしまっているじーさんでもばーさんはずっと好きなのがわかりましたね。

公開された当時は人気アイドルが出演していた事もあり好評映画。

再視聴でもあり、旧作で知っている方もいると思います。抜粋してあるあらすじなので、興味がある方見て損は有りません。

泣けるよ〜おすすめです。


テイン評価

★★★★☆


 あとがき

最近、寝られなかったり、ひとりで台所の隅にたたずむテインです。

オムマのコロコロ変わる気分に振り回されています。今朝も、意味もわからずグスグス言われて情けなくて泣いてました。

介護うつです。