カン・ウソクの出世作

今回の映画はとっても前に視聴していますが

カン・ウソク監督の名前を世に広めた作品。

しかも、(当時)韓国初客動員数最高記録を出したのです。いままで隠されていた684部隊の実話を元にしています。いくらいい作品でも、未公開になったかも



シルミ島

2003年

(135分)

カン・ウソク作品は長いのよ



あらすじ

1968年韓国の仁川にある実尾島(シルミド)では国から存在を消された通称684部隊があった。


インチャン(ソル・ギョング)は収監され死刑囚となった。ある日、インチャンはキム大佐(アン・ソンギ)にあることを言われた。

別の日、死刑囚サンピル(チョン・ジェヨン)は死刑執行される。


死刑囚や重い罪をもった者が31人が実尾島ヘ連れて来られる。北の最高指導者を殺害すること、それは秘密裏に進められていた。

3年にも及ぶ過酷な訓練をして明日、計画遂行となるのだが、国の責任者変更に伴い当日中止になってしまった。

684部隊は計画遂行どころか排除命令が下る。

島から抜け出せた684部隊の24人は首相官邸へ抗議の意味を込めてバスジャックをする。

自分たちの存在を684部隊があったことは消されないものになってしまう。部隊の存在は壊れかけたロッカーの中、誰も忘れてしまう…



感想

この部隊は罪人が大半になっていますが、本当は一般から募集されたそうで、亡くなった部隊の親族が事実ではない。←ゆえに公開反対の声あり


一緒に3年も訓練していたのに、部隊員の排除で殺し合いは悲しいですね。

ホ・ジュノは悪い上司のようですが一番部隊を助けようとした人。でも顔つき悪い。

まぁ、みなさん若い!アン・ソンギ、ソル・ギョング

、まだまだ新人のキム・ガンウ、オム・テウンなんかも出てます。

カン・ウソク作品は2時間超は当たり前、でも引きつける。スイスイ進んじゃった。

ラストシーンはすごくこの映画を表す表現。そこが忘れられなくなるんです。


テイン評価

★★★★☆