大人のための
グリム童話
「手をなくした少女」

2016年12月公開
上映時間80分
フランスアニメーション映画
19世紀初頭にグリムが書いた「手なしむすめ」
長編アニメーション

本当は恐ろしい
グリム童話より

毎日、食べるものにも困っていた貧しい粉屋の親子
ある日、悪魔が姿を変えて父親に近付き金持ちにしてやる代わりにむすめを渡す約束をしてしまう。次の日、川から黄金が流れてくるようになった。

悪魔はむすめを向かえに来るのだが、全身が清められているからと近寄れない。
悪魔は水で清めるのを止めて汚れた時にまた、来ると言って返る。

むすめはリンゴの木に登ったまま野犬に監視されて下りることができなくなった。

むすめを哀れんだ母はリンゴの木に近寄った瞬間、野犬に噛み殺されてしまった。

次に悪魔が来ると涙がついた手があって連れていけないと言う。
このままだと黄金がなくなってしまうと、むすめの両手を切ってしまう。
父の欲のため手をなくしてしまったむすめは家から出て行った。

生きるため遠くへ行く
妖精に助けられてある国の王子と出会い結婚。
授かった命を心待ちにしているところ、王子は戦争へ行ってしまう。
むすめが男の子を生み手紙を出す。
“かわいい男の子が生まれました。”
王子に届いたのは悪魔が書いたもの。
“この世のものとは思えない怪物が生まれました。”

はじめは驚くがむすめを心から愛していた王子は
“怪物でもかまわない。早く会いたい”と返事を送るが届いたのは
“恐ろしい、子供や妻にもう会いたくない。殺せ”と悪魔の手紙を受けとる。
かわいそうに思った庭師がむすめを遠くへ行けと逃がせた。

山の奥で隠れながら息子の世話をして生活するむすめ。

戦争には負けたが帰って来た王子。身に覚えのない手紙に
落胆し、むすめを幾日も探し続けた。
むすめが家族と住んでいた家にも行った。むすめの父は結局、自殺…
むすめの手の骨を見つけて、愛しい妻を思う王子はひとつひろいあげ口にすると、水がむすめのいる場所へと導いた。
悪魔の手紙の誤解が解けた時、むすめの両手が元に戻っていた。
悪魔はむすめには手が出せず諦める。

一緒に帰ろう。
王子に言われたがむすめは
城にも、ここにも居たくない。
どこかへ一緒に行きましょう。

3人は空高く舞いあがりました。
めでたし、めでたし

めちゃくちゃ絵がシュールです。線で現しています。

子どもには語れない描写なんてありますので、私は書いてません。

本日は

あまりにも

待つのが長い

病院の待合い場所から

書きました。


まだ、呼ばれません。