韓国の方にはかなりヒーロー的な人物“朴烈”(パク・ヨル)の事実を素に制作された映画です。
イ・ジェフンがそのパク・ヨルを演じています。
金子文子と朴烈(パク・ヨル)

2017年6月公開(129分)

テイン評価★★★☆☆
政治絡みですからね。

“この映画は、考証に忠実な実話です。”
プロローグはこの言葉から始まり
“この映画の登場人物はすべて実在人物です。”

韓国が日本統治されていたころ韓国から本土(日本)にいたパク・ヨル(イ・ジェフン)は仲間と独立活動をしていた。

ヨルの詩に感銘を受けた金子文子(チェ・ヒソ)はヨルの住居へ押しかけ“同居契約書”をルールとしてふたりは同居を始めたころ。
時は1923年関東大震災…
震災後、日本にいる韓国人が噂だけのことで自警達が排除を目的に多くの人が犠牲になった。

世情のため日本の内閣は“朴烈”に目をつけ文子と一緒に逮捕し、これを機に鎮圧を考えていたが朴烈と文子は民間人達にこれまでの韓国人に対する日本のやり方を広く知らせようとしていた。

さすがに政治色がありますのでどう表現していいものかと。
朴烈氏は天皇制を批判していて皇太子を狙ったとのことで死刑を求刑されるも、天皇側から無期に軽くなり後に出所。
韓国に帰り英雄と讃えられた人となっており、韓国での興行はまずまずでした。が、日本ではやっぱり抵抗があったようです。
文子役の(チェ・ヒソ)は日本人より日本語上手い。
内閣の場目は日本人が出ています。なかでも松田洋治さんが出演。
“あ、アシタカだ”←わかるかな?

ストーリーはしっかりしておりますのでなるほど!なのですが、やっぱり統治下の話ですので日本は悪いです。