「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」
なんだか今では難しい言葉ですね。
まちこは浜口のところへ戻ってきますが、姑が容赦しない。
まちこは流産してしまう。それは息子の子供ではないと決め付けてはるきの名前を出す。
離婚を口出し佐渡へ帰ることになる。
ただ浜口は離婚しないと宣言した。
“はるきに負けたくない”
はるきはまちこを忘れるため、北海道へと旅立ちました。
北海道ではゆみと言う娘に言い寄られて困っていた。まだ、はるきはまちこを忘れられない。
はるきの姉が結婚することになりはるきは東京へと来ていた。
その頃、まちこは浜口との話し合いのため東京へ来ていたが、仕事のため相手にしない浜口を見て帰りを決める。
その時、数奇屋橋に立つまちこ、その場を車で通りすぎるはるき。(イライラ)
ふと、帰りに思いたってまちこははるきのいる北海道へと向かう。
北海道でははるきの帰りを待つゆみ。
列車から降りてきたのははるきではなくまちこだった。
まちこに嫉妬するゆみ。
次の日はるきは北海道に帰ってきた。
目の前にはまちこが立っていた。久しぶりの再会で、ゆみがいるのに二人の世界に
悲観したゆみは湖に身を投げてしまう。
ゆみを探す村人達、はるきも探すが見つからず。
「私が来なければ…」
まちこが落ち込む中、浜口の訴えで裁判所からまちこへ出頭通知が届く。
「帰りたくない。」
「帰したくない。」
二人のところへ帰りの列車が到着する。
そして、二人はまた別れるのであった。
終
お母さんいわく、イライラする~。
めちゃ姑問題で、絶対、今じゃ即離婚じゃ。
二人が純粋すぎるので、あり得ん❗️
いろいろ突っ込みはありますが、見てたらはまります(笑)
ちなみに北海道ではるきを好きになったゆみ役は石原裕次郎の奥様北原三枝さんでした。
んで、制作は1953年です。