昨日より打って変わって、今日は良い天気になりました。
今週中は、各地の大学で卒業式が行われたかと思います。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
ところで、20年前の今日、何があったか覚えていますか。1995年3月20日といえば、そう。地下鉄サリン事件です。
地下鉄サリン事件とは、宗教団体のオウム真理教が起こした神経ガスのサリンを使用した同時多発テロ事件で、死者を含む多数の被害者を出しました。この事件は日本だけでなく、世界にも大きな衝撃を与えたことで、記憶にも残っていることと思います。
事件の発生後、多くの被害者は路上に寝かされ、呼吸困難状態に陥っていました。サリンの影響を受けた被害者のうち、軽度のものはその徴候にもかかわらず医療機関を受診せず仕事に行った者もおり、多くはそれによって症状を悪化させました。列車の乗客を救助したことでサリンの被害を受けた犠牲者もいます。
また、目撃者や被害者は現在も心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ、電車に乗車することに不安を感じると、被害者や遺族は語っています。慢性的疲れ目や視力障害を負った被害者も多いです。
その当時重度な脳中枢神経障害を負った被害者の中には、未だに重度な後遺症・神経症状に悩まされ、苦しめられている者も数多くいます。

たぶん、国内より国外の衝撃の方が大きかったんじゃないのかなあと、思っています。
当時イギリスに住んでいた方からお伺いした話なんですが、テレビをつけたらいきなり日本語で叫んでいて、見慣れた地下鉄が映って驚いたと言います。
また、宗教的に縛りが無い日本で、まさかブッディズムの過激派による宗教テロが、なんていう白人が議論していたそうです。
ある番組では、「日本も政教分離を達成していたが、裏では過激仏教徒が日本の技術を利用して暗躍してる」や、「これからはキリスト教、イスラム教の過激派はまず日本の技術を学びに来るだろう」など言っていたそうです。
地下鉄サリン事件が忘れられようとしている中、まだ「アレフ」と言う名前に変えて活動しているオウム真理教が怖いです。
1995年と言えば、地下鉄サリン事件以外で悲惨なことがありましたね。
1月のブログにも書きましたが、1月17日早朝、兵庫県南部を震度7の地震が襲った、阪神・淡路大震災です。
死者・行方不明者6,437人、負傷者4万人以上、被災人数30万人以上、全半壊住宅約25万戸、被害総額10兆円以上。1923年の関東大震災以来最大の地震被害となりました。
この震災には、全国各地から延べ170万人のボランティアが駆けつけました(97年8月末現在)。若者も多く、「最近の若者はなかなかやるじゃないか」と、見直されたそうです。
他にもあります。
・沖縄の米軍基地問題で紛糾
9月4日、沖縄県で米兵3人による少女暴行事件発生。県知事、代理署名拒否。
・2信組乱脈融資事件
経営破綻に陥った東京協和、安全の2信用組合の元理事長らが背任容疑で逮捕されたほか、12月6日、元労相の山口敏夫代議士が不正融資に関与したとして背任容疑で逮捕された。
・「もんじゅ」でナトリウム漏れ事故
12月8日、福井県の高速増殖炉「もんじゅ」でナトリウム漏れ事故が発生。うその報告を繰り返す動燃の体質が問題となった。

今振り返ってみて、改めて戦後に生まれ平和な時代に育った者として、これらの出来事は初めて目の当たりにした忘れられない事件です。
いつ大災害に見舞われるか、どこで無差別テロ事件が起きるか、つまり身近に危険が潜んでいることがはっきりしたのが、95年でした。平和で豊かな国ではない現実を突きつけられた年だったと言って良いと思います。