あっちではコンスタンゼに近い?
映画【アマデウス】では確かタンズィーと呼ばれていましたね。
なので、コンスという略は論理的には正しいのかな?
なので、ソニンタンツェ。
もしくはタンツェのタンにかけてソニンツェ?

どうでも良い雑談を冒頭に置いてしまった。

どうも、帝国劇場で、ミュージカル【モーツァルト!】でコンスタンツェ役毎回毎回大切にやってります。
ツイートにもさっき、今回のメイクについて書きましたが、前回に続き、まめ知識的な続編を。


モーツァルト同様、彼女の肖像画もいくつかあってどれも違う印象。私は楽屋に、モーツァルトの、最も似ていると言われている(コンスが証言したとされている)肖像画をかいたランゲによる(彼女の姉アロイジアの夫)もの(写真右)を楽屋に飾っていますが、どれを見ても彼女の眉毛に特徴があるのです。それを参考に作ってます。すごく、、、野暮ったくなるんですよね^^; でもそれがいいんだ、彼女美人ではなかったみたいだから。
モーツァルトは最初お姉ちゃんに惚れるし、家庭の中でも姉が才能あって有名なって稼ぐし、結婚してからも不釣合いと義父義姉等にも嫌われ、コンプレックスだらけだったのではないか、と。舞台なんである程度ハッキリしたメイクはしますが、この野暮ったさが助けてくれる部分もあるので、やっぱりメイクも役作りで重要ポイントだと思っています。


今日のプチ情報は。
質問にもあった、
音符冒頭&中盤&ラストに出て来る、歳とったコンスタンツェがいくつなのか。
47歳程度だと聞きました、確か何か理屈づいてたような気がしますが詳しいこと忘れてしまった。40後半から50ほどで演じています。

時間経過関連でまたひとつ浮かびました。
音符ママとトーアヴァルトが脅しにきて、連れて行かれて、戻って来るまで。
二時間ほど空いてるとの事(笑)

隠れまめ知識
音符魔笛の夜の女王を、ウェーバー家長女、ヨゼファが演ったのはご存知ですか?あの役、ウェーバーのママがモデルだったらしく、モーツァルトはヨゼファが嫌いだったので、あのこわい役を彼女にやらせたとか。
で、実際に、この舞台でも、夜の女王のシーン、ヨゼファ役の三木麻衣ちゃんがやってるんだよぉ!(^^*)

今日はこのへんで。
明日から三連チャン!ガクブル 夜公演のあとには、トークショウがあります。色々乗り切るための気合いが必要ですが、久しぶりの井上ヴォルフとのペアも楽しみですし、たくさんコンスタンツェを生きられる贅沢、新しい舞台とお客様と過ごすことをエネルギーにして、劇場でお待ちしておりますはーと


ウィーンミュージカル《モーツァルト!》上演中!帝国劇場にて12/24まで。
大阪、梅田芸術劇場2015年1月3日~15日まで。