こんにちは!
曽爾村観光協会のカイです(^-^)/
曽爾村をご存じの方でしたら皆さん知ってくれてるかとも思いますが
曽爾村には関西でも屈指のススキの群生地曽爾高原があります。
そんな曽爾高原、夕陽が美しく観られる場所として、毎年多くのお客様にお越し頂いています。
特に秋は村内の道路が渋滞するほどで、9~11月だけで約30万人ものお客様が来られます。
そんな曽爾高原ですが、やはり自然のものなので、近年の天候の変化や
また、ごく一部のお客様による遊歩道以外への立ち入りなどで一部生育が悪くなってきております。
この状況に、曽爾村としても解決策を見つけなければということで、様々な取り組みを行っています!
今回はその、ほんの一例の紹介です。
こちらの画像、何をしているかというと
曽爾高原内の元気な場所のススキを刈り取り、チップにして弱った場所に撒いているんですね!
この作業の意味は、植物学者の方のお話しで「ススキが弱くなっている場所は夏の日差しが当たりすぎで土壌から有機物が少なくなっている」と指摘されたので
じゃあ他の場所から有機物を移植する作業をしよう!ということで取り組みました(^-^)
村の有志が集まって、元気な場所のススキを刈り取り、、、
元気の無い場所に細かく砕いて撒くという、一見地味な作業、、、笑
見た目は地味ですが、かなりの量だったので朝早くから夕方まで、終わる頃にはみんなくたくたでした(^▽^;)
今回の作業以外にも3月には山焼き、春の山菜狩り防止活動、日頃から地元の有志によるゴミ拾いなど、曽爾高原を守る活動は非常に多岐にわたります。
曽爾村では高齢化も進んできており、こういった作業はほんとうに大変です。
大変ですが、皆
「先祖が残してくれたこの美しい場所を守りたい」
「訪れるお客様に、こんな素晴らしい村があったんだと感じて欲しい」
「こんな美しい景色が見られるならまた曽爾村へ来たいと思われたい」
という思いを持って、村の宝である曽爾高原を守っていこうと努力しています。
私たち曽爾村は、遊びに来て下さるお客様に少しでも良い思い出を持って帰ってもらえるように努力していきますので
是非今後とも、曽爾村を宜しくお願い致します(‐^▽^‐)
カイでした。