原子力発電所の不具合で被爆の危険性がますます上がっているように感じます。
シーベルト、わからない言葉ですね。
単位としては、1000マイクロシーベルトが1ミリシーベルト、1000ミリシーベルトが1シーベルトになります。
外部被爆(体の外からの放射線にあたることによる被爆)では、200ミリシーベルトを超えた被爆を受けた時に初めて血液検査で白血球数の減少などの変化が見られます。(200ミリシーベルト=20万マイクロシーベルト)
また自覚症状(ふらふらするとか吐き気がする)が現れるのは1000ミリシーベルトという被爆量と言われています。(1000ミリシーベルト=100万マイクロシーベルト)
ただし、いずれも急性障害(急に出る症状群)の場合です。
晩発障害(すぐに症状が出ず、数年後、数十年後に出る症状群)は、さらに低線量の被爆でも発生すると言われていますが、どのくらいの被爆があるとその症状(白血病、皮膚がんなど)が出るかははっきりした数値はありません。被爆の量に比例してそのリスクが高まると言われています。
原子力発電所や病院などで放射線に係わる仕事をしている人(放射線業務従事者)の法的規制値は、1年間で50ミリシーベルトという量です。前記の症状の出る量の4分の一となっています。
一般の人の被爆は、1年間に1ミリシーベルト以下ということになっていますので、原子力発電所の隣に住んでいても、これを越さない様に、施設はつくられています。
今、ニュースで1ミリシーベルトとか言っていますが、1時間あたりの量で報道されています。
外部被爆に対して、内部被爆という言葉があります。
これは、放射線を出す物質を吸い込んだり飲み込んだりした場合、体の中からの放射線を浴びて被爆してしまう場合です。
通常このようなことは起きません。
起きる時は、病院で放射性医薬品を注射して検査をする場合やチェルノブイリやスリマイル島のように原子炉が爆発してその中の放射性物質が大気中に出てしまい、それを吸い込んでしまった場合、核兵器が爆発して原子炉と同じように吸い込んだ場合です。
放射線を出し続ける物質には、なかなか減衰しない(減るスピードが遅い、半分に減るのに数年、数十年以上)ものがあり、それが体に留まるとずっと被爆をし続けることとなり、放射線障害の出るリスクが高まります。
なので、原子炉はそれを出さないような仕組みになっていますが、今はその想定外のことが起きており、原子炉爆発を防ぐために仕方なく、内部の蒸気を外部に放出しています。
このまま原子炉が順調に冷えてくれればいいのですが、なかなか思い通りに進んでいないように感じます。