映画、ファッション、アート、CM、建築・・・ さまざまなジャンルの第一線で常に結果を出し続けている仕事人たち27人分の仕事術の集大成。BRUTUS は期待を裏切りません。
多分日経AssocieやPRESIDENTあたりだと、営業や専門職、コンサルタント等のプロフェッショナル達に焦点を当てるのでしょうが、BRUTUSだけに、デザイナー、クリエイターといった「ものづくり」に関わる方たちにスポットライトが当たっています。
1人につき「仕事術三箇条」と称して仕事をするうえで心がけていることを紹介。表現の差こそあれ、かなり共通している部分があるなと感じました。以下、印象的だったものをランダムにいくつか抜粋します。
●アイデアは人に話す
●自分が一番面白い!
●オンとオフのスイッチは使わない
●アップデートフェチになる
●チームに指揮者はいらない
●ワクワクする仕事を選ぶ
●仕事の質は集中度に比例する
●すべての体験は仕事に合流していく
●アイデアの始まりはラクガキから
●隙をつくる
全員の仕事術を眺めてみると、自分(や仲間たち)が面白がりながら夢中になって仕事しないことにはいい作品(成果物・結果)は生まれない、ということを大勢の人が言っています。そして、面白がりながら仕事をするために、ある人は全てのタスクの進行状況をチームで共有する仕組みを編み出し、またある人は常に究極の域まで仕事効率化を図ることにパワーを注いで時間を創り出しています。
「整理するということは効率化するということなんです」(佐藤可士和氏)
よく言う「カイゼン」って、実はクリエイターたちの得意領域なような気がします。
週明けから色々試してみます。