レバレッジ・シリーズの本田直之さんの新刊です。
100年に1度と言われる不況下において、賃下げやリストラに
翻弄されることのない、つまり会社に依存せずに、「どこでも通用する
パーソナル・キャリアを築くために、日々の地道な努力を怠っては
いけない」と唱えています。
過去のレバレッジ・シリーズでも繰り返し強調されているのが、
日々のトレーニング(インプット、アウトプット)の重要性です。
プロ野球選手が打席での一振りにかけるためにとてつもなく長時間
をかけて素振りや打撃練習を重ねているのに、かたや、プレゼンや
企画立案、日々の重要な業務など「実戦」の準備・練習が致命的に不足
しているビジネスパーソンが多いと書いていますが、痛感するところです。
日常のタスクに忙殺されてついつい、ないがしろになってしまっている、
長期的視点での情報のインプットとそれを元に自分なりに考える時間を
意識的にとろうと思います。
練習や実戦でふと思い出しましたが、
「SASUKE」の番組をたまたま観ました。生活を投げうってまで年に1度しか
ない大会に向けて黙々と練習する出場者たちの姿は実に感動的でした。
「意外に自分でもそこそこイケるんじゃないか」と会社の同僚と、去年
お台場のSASUKEを疑似体験できるテーマパークで挑戦したのですが、
自分がもし観客だったら、それはそれは深い溜息をついてしまうくらい、
あっけない結果に終わりました。
サバイバルの中では、まず体を鍛えなければなりません。