利害関係に友情は似つかわしくない[No.203] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
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何かしようとすると、一人では出来ないことが多く、人と補完しあうことが避けられない。自分にない技能、知識、時間、お金、人脈・・・。そんな凸凹が組み合わさって自分が、他者が、持ち合わせていることを相互に絡み合わせながら進んでいく中で、良好な関係って何だろう?と考えた。

僕は相互に依存しないことだと思う。敬意とか感謝を感じつつ、自分のルールを犯されたときは、それなりに対処します、ということを暗にほのめかしつつ、代替策を持っていることだと思う。

嫌われたくない、人と争いたくない、だって自分はショボくて交渉力なんて微塵も持ち得ないから、なんてことを相手に匂わせてはいけない。ダメなら仕方ないですね、くらいでいいと思う。じゃないと従順なヤツとかいうことで、場合によっては、木を登らされて降りてこれない、なんてことになりかねない。でも文句言えない。なぜなら依存してしまっているから。

利害関係の中で過剰な友情を求めるのは僕は違うと思う。最低限の道徳観を前提に利を求めることに貪欲でいいと思う。「何を今更、そんな眠たいことを?」って言われてしまうかもだけど、僕は優しさとか、思いやりとかを、大切にしすぎて、なんてドライなんだ?って疑問を抱えていたのは、そんなに前のことではないから。


dryなんて・・・なradioheadの歌

片手で握手しつつ、もう片方の手は、不意に殴られそうになったときに、ガードするために意識しておく、そんな感覚でいいと思う。お互いが、そんな風に厳しさを相手に感じさせながら、甘えられない、ナメられない緊張感を保った関係が僕は素敵だと思う。


ゴルバチョフとプーチンの緊張を伴った握手

人間関係と国際関係はとてもよく似ていると思う。そんな国際関係の中で日本はアメリカに依存しているように感じることが多い。もっと、アメリカと良好とは言い切れないロシアとか中国と関係を深めることでアメリカへの交渉力を高めるしたたかさを持ってもいい。そんな多元的な外交によって、衰えつつあるとはいえ依然、唯一無二のパワーを誇るアメリカと真の良好な関係を築けると思うから。イエスマンでは対等な相談相手にはなり得ない。

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