コーポレートガバナンス・コード〜肉を切らせて骨を断つ[No.199] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
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ここ最近、コーポレートガバナンス・コードと言う言葉が紙面をにぎわせている。企業がインチキしたり、いい加減なことしたりすることによる株価の低下、倒産、公害、不良品、等々によって、ステークホルダ(株主、社員、お客、債権者、地域住民、等々)がイタイ目に会わないように企業として守らなければいけない指針をまとめたものである。


世界初の株式会社であるオランダ東インド会社

これまでの、こういった指針には株主の利益を保護するために、いわゆる「モノ言う株主」が企業に「すぐに結果出せ!」って、せっかちな要求を助長するような意味合いが強かった。でも、それは長い目で見た企業の成長を阻害するんじゃない?って批判もあって、もっと気長に大きな成果を狙っていきましょうよ!ってことを主眼に改定されるそうだ。トヨタの社長が放った「意志を持った踊り場 」って言葉が「いいね」って共感をもって、受け止められるように。

僕は半年ほど、学校で学んでこようと思っている。家族、親類といったステークホルダに対して、熱意とか、将来性といったものを訴えて納得してもらい協力してもらうために、説明責任を強く感じる。今更お勉強?何、眠たいこと言ってんだ?って批判は覚悟の上である。

僕が生業としているシステム作りにおいて、経営的視点での判断は重要である。僕はこの部分が弱い。ただ、そこまで十分に考えられて、かつ技術にも対応できる人は、それほど多くない。だから自分を差別化する、つまり商機を生み出すといった観点で、非常に有効だと考えた。授業料は僕が学生だったときの、それと比較しても妙に高い。だから1・2年といったスパンで考えると大赤字だ。でも一生(残りの人生40年くらい)ってスパンで考えるとリターンして余り多いって僕は判断した。

戻ってコーポレートガバナンス・コードの話。これまでの、事細かにこうしなさい、あーしなさいって規定されている細則主義から、原則が示され、細かいところは各々の企業が各々の状況に合わせて適切に対処する「良きに計らえ」といった原則主義に変わるそうである。

僕は学校の校則のように、こういう場合はこうしなければならない、あーいう場合はこうしてはいけない、みたいな環境に身を置いていたことがある。そんな中で僕がどうだったかというと窮屈で窮屈で生きた心地がしなかった。僕はマシンじゃないよな?とか本気で思っていた。そんなものだから工夫しようとか、少し挑戦してみようとか、そんな気持ちは微塵もなかった。ルールを守ることに精一杯で、そこから少しでも、はみ出すことが怖かったから・・・。

長期の発展に向けて、機械は細かい命令を、人は方向性を、必要とする。

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