フルコミッション〜実力次第だということ[No.197] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
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先日、外資の保険会社にお勤めの方とお話する機会があった。会話の中で一番、印象に残ったことは報酬がフルコミッションであること。つまり、自分で契約を決めてこないとには、給料が払われない。

「へー大変っすね」「そうなんですよ。」って、やりとりの後、ふと自分に注意が向いて、僕も、独立したんだからフルコミッションだよなとか思って、人のことを心配している場合ではないな、って思いながら、少しだけ、そんなマヌケな自分を滑稽に感じた。人は人が思っているほど、厳しい環境に身を置いていたとしても思いの外、普通でいられるのかもしれない。「フランダースの犬」のネロみたいに。

会社員の時みたいに稼げなかった時は、稼いだ他者、または稼いでいた過去の自分、によって、今のある程度の報酬が保証される、といったことは過去のことだ。ある意味、チャンスだと思うようにしている。僕が大好きなリーバイスのジーンズが生まれる、きっかけとなったアメリカのゴールデンラッシュの時の49ersみたいなもんだって。(カッコつけすぎか・・・)

よく、経営的に安定するため、毎月、コンスタントに入ってくるベース収入が大事だって話を耳にする。ホント、そうだよな、と思う。素敵なアイデア考えて、そんな仕組みを早く作れたらと思う。

その一方で、安定の弊害もある。どういうことかというと、会社員だった頃、自分に甘かった、とまでは思わないけど、指示通りに動くことが多く、自分の思いを表現して、タタカれたりすることで、自分を修正したり、おし通したり、みたいなことをもっと経験しといた方が良かったなと思っている。さらに、その時の仕事に関係ない、おもしろうそうなことに、もっと深く関わっとくべきだったな、とも思っている。そんなで、毎月、月末になると、ちゃりん、ちゃりん、ってお金が落ちる仕組みにかまけて、心のどこかで本気になれてなかった部分もあったなのかな?と今になって思うこともある。

今に囚われすぎることなくテマヒマかけないと。話題のブルーボトルコーヒーみたいに。


かといって組織は、すべての人がリスクとって挑戦して出世して経営に携わるぞ!ってことになるとマズくて、つまり階層がどうしても必要で、一割に満たない人が組織を動かして、その他、つまり大半の人には、意見を言い過ぎることなく、ずーっと実務をまっとうしてもらわないことには組織が成り立たない
って話を、この前、聞いた。感覚的に分かってたけど、言葉で説明されると、それなりに衝撃だ。

多くの人は、ある程度、年をとると、負けの味を噛み締めつつ、必死なんだと思う。そんな現実を受け止めて、腐ることなく、腹いせに弱者をたたくことなく、決してあきらめることなく、自分のできることを精一杯やっていこう!ダメなら仕方ない、ってリベンジな人生後半戦も僕は素敵だと思う。

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