ーーーーーーーーーーーー
先日、外資の保険会社にお勤めの方とお話する機会があった。会話の中で一番、印象に残ったことは報酬がフルコミッションであること。つまり、自分で契約を決めてこないとには、給料が払われない。
「へー大変っすね」「そうなんですよ。」って、やりとりの後、ふと自分に注意が向いて、僕も、独立したんだからフルコミッションだよなとか思って、人のことを心配している場合ではないな、って思いながら、少しだけ、そんなマヌケな自分を滑稽に感じた。人は人が思っているほど、厳しい環境に身を置いていたとしても思いの外、普通でいられるのかもしれない。「フランダースの犬」のネロみたいに。
会社員の時みたいに稼げなかった時は、稼いだ他者、または稼いでいた過去の自分、によって、今のある程度の報酬が保証される、といったことは過去のことだ。ある意味、チャンスだと思うようにしている。僕が大好きなリーバイスのジーンズが生まれる、きっかけとなったアメリカのゴールデンラッシュの時の49ersみたいなもんだって。(カッコつけすぎか・・・)
よく、経営的に安定するため、毎月、コンスタントに入ってくるベース収入が大事だって話を耳にする。ホント、そうだよな、と思う。素敵なアイデア考えて、そんな仕組みを早く作れたらと思う。
その一方で、安定の弊害もある。どういうことかというと、会社員だった頃、自分に甘かった、とまでは思わないけど、指示通りに動くことが多く、自分の思いを表現して、タタカれたりすることで、自分を修正したり、おし通したり、みたいなことをもっと経験しといた方が良かったなと思っている。さらに、その時の仕事に関係ない、おもしろうそうなことに、もっと深く関わっとくべきだったな、とも思っている。そんなで、毎月、月末になると、ちゃりん、ちゃりん、ってお金が落ちる仕組みにかまけて、心のどこかで本気になれてなかった部分もあったなのかな?と今になって思うこともある。
今に囚われすぎることなくテマヒマかけないと。話題のブルーボトルコーヒーみたいに。
かといって組織は、すべての人がリスクとって挑戦して出世して経営に携わるぞ!ってことになるとマズくて、つまり階層がどうしても必要で、一割に満たない人が組織を動かして、その他、つまり大半の人には、意見を言い過ぎることなく、ずーっと実務をまっとうしてもらわないことには組織が成り立たないって話を、この前、聞いた。感覚的に分かってたけど、言葉で説明されると、それなりに衝撃だ。
多くの人は、ある程度、年をとると、負けの味を噛み締めつつ、必死なんだと思う。そんな現実を受け止めて、腐ることなく、腹いせに弱者をたたくことなく、決してあきらめることなく、自分のできることを精一杯やっていこう!ダメなら仕方ない、ってリベンジな人生後半戦も僕は素敵だと思う。
ノマドライフを実現するデジタルな話と題して勉強(飲み)会を計画しています。自宅・オフィス以外でデジタルライフを楽しむことに興味のある方、下記アドレスまでご連絡をお待ちしています。 tjibiki@radical-balance.co.jp 日時:2/28(土) 18:30~ 場所:東京近郊の飲み屋 飲食費:3・4千円くらい |
いつもありがとうございます。何かお感じになられましたら押してくれると嬉しいです!前に進むエネルギーになりますので。
![ブログランキング・にほんブログ村へ](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fwww.blogmura.com%2Fimg%2Fwww88_31.gif)