変化は辺境の地より生まれる[No.178] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
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メインストリームにどっぷり浸っていると感覚が麻痺してしまうとことがある。ゆでガエル。

中央の力の及ばない地方の価値観が全体をひっくり返すって素敵だ。徳島の中小企業で青色LEDの成果をあげたノーベル賞の中村さんみたいに。ブルーハーツもこんな風に歌っていた。

見てきたものや聞いたこと、今まで覚えた全部デタラメだったら面白い、そんな気持ち分かるでしょう?

僕は先日、起業したばかりだ。今までを振り返って、起業という今の状況をかんがみて、続けなければいけないこと、捨て去らなければいけないこと、というふうに意識をガラッと変えて、自分だからできることにターゲットを絞って、やらないことを徹底的にやらないと決めて、かなり意図的にいかないといけないなって思う。時間もお金もないから。色んな味を揃えていない、餃子やビールもない、たった1つの味で、渾身の一杯で勝負するラーメン屋みたいに。

今までの意識とさよならして尖った針のように思いや労力を一点に集中させ貫かないと。

昨年、102歳で亡くなくなったベトナム救国の英雄ボー・グエン・ザップ将軍。宗主国フランスによる植民地支配からの開放、ベトナム戦争でアメリカを撤退させた功労者。亡くなって初めて知った、こんな格好いい人がいたなんて(僕はコミュニストではないけど、弱が強をという意味で)。自軍の弱さを認識した上で正面からぶつかることなく、ゲリラ戦に徹し、情報を巧みに活用することにより、遥かに遥かに遥かに戦力が上の敵を蹴散らした。


戦い方は自分の状態・特徴によって多様だ。必要なのはマニュアルではなく、いくばくかの基本と試行錯誤だ。

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