ノスタルジーに惑わされるな、自分のすることを愛せ[No.106] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
文章長すぎ!って方は赤字部分だけお読みください。
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映画「ニューシネマパラダイス」で新たな出発のために故郷をたつ主人公、トト少年に人生の師匠、アルフレッドがかけた言葉。

平穏・安全ではあるけれども刺激・発展に乏しい状況からさよならし、もがきながら、不安を抱えながら、目一杯、自分の信じた道を切り拓いていく、そういうことって素敵なことだってことが強く心に刻み込まれることのきっかけとなった言葉。

何か最近、平穏・無難っていうか、問題もないが、発展もないっていうことが続くと、この言葉が僕を不安にさせる。今の自分って停止ではなく、後退じゃない?って。いくつかのバンドを渡りながら発展していったエリック・クランプトンもそれに近いことを言っていた。そんな彼のLet It Growは適切な飢餓感による産物だと思っている。

同じことの繰り返し、変化に乏しい日々への心地よさに浸っている自分に疑問を投げかけ少しだけ変えてみる。ラジカルな言い方すると、「もっと失敗しないと」とか「もっと人に嫌われないと」とか思ってしまう。でも、それくらいのスタンスの方が往々にしてうまくいく。怖さとか守りの気持ちが小さくなるので。

そういう自己愛にもとずいて「はみ出す」ってこと、大切だと思う。軽蔑する人もいるかもしれないけれど。

ゆっくりではあるけれど確実に失われつつあることを、うすうす気づいている、でも直視しない、そんな、ゆでガエルみたいな自分は後ろの方に捨て去った。そして平穏を良しとするノスタルジーに揺さぶられないよう、しかと前を向く。

賽は投げられた。(ルビコン川を渡る〈ローマへの反逆を意味する〉時に発したカエサルの言葉)


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