自分に対する不満をあることないこと言って他者への不満に転嫁し、自分への不満をそらすといったことがある。
例えば明治維新の時に士族の不満解消のために政府は征韓論を唱え不満をそらそうとした。こういったことは珍しいことではなく身近にも起きている。
そういうやり方は一時の時間稼ぎであって、真の不満は解消されることはない。
長期的に考えると問題の先送りばかりか、転嫁された側の不満も加わり状況は悪化することはあっても良くなることはない。さらにそらして逃げた側は成長のタイミングを逸しているんじゃないかなと思う。そういった不満を真摯に受け止め修正することで成長できることって結構あるから。
少女のいけにえによってインカ帝国が神によって救われたなんて話、聞いたことない。