キレるときはキレる、でもそれはタイミングが重要
家康は信長に翻弄されて(ナメられて)度々辛酸を舐めていたようだ。こいつは俺に頭が上がらないと思われていたからだ。
完全服従の状態で、待って、待って、待って、家康は信長に対して自分の影響力が最も強くなった時、つまり、自分が裏切ったら痛い目みるぞという時を見計らい、それを信長に伝えた(キレた)。
そのことにより軽く見られていた状況を払拭したばかりか、骨のあるやつと信長の自分に対する評価を上げた。きっとペーペーの状態で啖呵切っても「何言ってんだ?おまえ」となってしまっただろう。タイミングが重要ってことである。
歴史番組のコメンテータは「弓をぎゅーと引いて放つタイミングを待っていた」っていう面白い表現を使っていた。かなり腕がプルプル震えていたのではないか?
引用:NHK知恵泉