昼休み、いつも行く公園を散歩して いると、
池の一部の陽だまりに亀が集まっていた。
池のそばのベンチのそばの陽だまりには
おじさんたちが集まっていた。
なんか亀とおじさんたちのやっていることが
似てるなぁと、ぼーっと眺めていた。
すこし経って、おじさんたちは新たな暇つぶし
を探し始めたようで、池のほうに近づいてきた。
自分たちと似ている亀たちに興味を持ったようだ。
すると、ひとりのおじさんがどんぐりを拾ってきて
亀に当たりそうで当たらないところに投げて
遊び始めた。趣味の悪い遊びだ。
そのうち、手元が狂って亀にどんぐりが直撃した。
その瞬間、亀はよっぽど驚いたようで、
後ろ足2本で土の上をダッシュした。
2本足で駆ける亀はけっこう怖かった。速かったし。
おじさんたちは、駆ける亀を見て、
うっしゃしゃうっしゃしゃと笑っている。
そこで、「いけません!」と
ぼくが飛び出していったら、おとぎ話のように
どこかにつれていってもらえるんだろうか。
2本足で歩く亀におんぶされる自分を想像したらちょっと怖くなった。