それでは,今回のテーマは「世界環境」>>「水危機」

 

<まえがき>

今回のテーマは,「水」です.

 

見識のあるビジネスマンはご存知のことと思いますが,今世界では水が不足しています.

日本では考えられないような泥水や雨水をそのまま飲料水として飲んでいる人々がいることを.

世界中で砂漠が広がり貴重な水源が減ってきていることを.

そうです.

世界は今水不足に悩まされているのです.

そして今後は世界的な水ビジネスを展開していく企業が増えくるでしょう.

 

日本に住んでいる方がほとんどだと思います.その場合,水が貴重な資源であるという

認識が海外に比べて低いと言わざるを得ません.

それは,日本が世界でも有数の水資源大国だからです.

水資源国家たりうる所以はどこにあるのか?

それは偶然ではありません.井戸水や湧水などが豊かにあるのは森や森林が国内にたくさん

存在しているからなのです.日本は自然が大変豊かな国なのです.

では,日本が偶然自然が豊かだから水が豊富に存在するのか?

いいえそうではありません.

古代の日本列島はそれほど豊かな自然ではなかったという説があります.

それに江戸時代の人口はおよそ3000万人と推測されています.

これだけの人口を当時鎖国時代の江戸幕府が維持するには大変な資源が必要です.

水だけでなく,家や橋,人車仏閣を作る木材が大量に必要になります.

 

それでも現在まで砂漠や禿山などが国内に存在しないのは幾百幾千年も林業の方々が森や山を

大事に守ってきたためなんです.

 

<本題>

 

歴史を紐解いても水を求めて戦争が起こることはよくあることです.

日本では水が原因で内戦をしたことはありません.

そういった面では日本はやはり恵まれていると言えますね.

ですが世界では今も昔も水は貴重な資源です.世界人口が70億人を超えた現在

我々はどうやってこの水不足を向き合えばいいのか.

その答えの一つをイスラエルが教えてくれました.

 

イスラエルは世界で唯一砂漠を減少させた国です.

ご存知の通りイスラエルはユダヤ人が建国した新しい国です.それも砂漠が広がる

土地に大量の作物を育てているのです.通常,作物を育てるには飲料水よりも多くの

水を使用します.加えて,水を隣国へ輸出するほど豊かな水資源を有しているのです.

 

もともとイスラエルの土地はけっして豊かな土地ではありません.

そんな中,イスラエルは知恵を絞りテクノロジーと国民の意識改革で世界でも有数の水資源国家

となったのです.

 

まず,イスラエルでは子供の頃から水は一滴も無駄にしないという精神を徹底して教えています.

水事業に関しては政府がすべての実権を握っています.

これにより効率よく一元管理が可能なのです.

 

最も多くの水を使うのは農業です.

農業では水を節約するために「点滴灌漑」を導入しています.

作物の根に一滴ずつ水を垂らしてくので無駄に水を撒き散らすこともないのです.

 

そして驚くべきは「海水淡水化プラント」です.

膨大な海水を淡水化して飲み水に変えることができれば大量の水が手に入る.

この考えは昔から世界中で存在していましたが,全く実現できませんでした.

そうイスラエル以外は.

 

単純にコスパが悪いのです.

効率よく淡水化するシステムを作ることが出来ないのです.

コストが高くなるなら輸入した方が安く済むからです.

 

他にもイスラエルには水を作り出す,節約する方法があります.

こんなイスラエルを見習って世界の水危機または水ビジネスに従事する日本人が

増えてくれると嬉しいですね.

 

<まとめ>

・砂漠の国でも水資源大国になれる.

・節水の精神とテクノロジーで水危機は乗り越えられる.

 

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