写真はブログ内に出てくるオーガニックイタリアンのお店での料理です。
長年、菜食主義など信念を持って
やり続けている人を診たり、
オーガニックやマクロビオテックの
お店の人を観ると元気な人は
ほとんどいません。
勿論、元々体力が無く体調に不安があったので健康食や健康法に興味を持った人。
体調には不安が無かったが今後の家族や子供の健康の為に始めた方も多くいるでしょう。
しかし、長年続けていくうちに、顔は青白く生気無く、身体の肉付きが悪く、
誰が観ても病弱な体質になっていきます。
玄米・野菜・発酵食品・海藻・身体に良さそうなものだけを主として食べている
マクロビオテック。
健康法だと思われている食事なのに、何故そうなるのでしょう？
〈菜食主義の人が訴える症状〉
低血糖・慢性的空腹感・ダルさ・疲労感
・精神的イライラ・虫歯・アレルギー・皮膚炎
・じんま疹など…。
玄米や野菜は
実は消化に良くなく、
胃にはとても負担がかかります。
胃などの消化液では分解されにくく、腸などで腸内細菌で吸収される食べ物が一般的に健康食とされています。しかし、胃の消化液で分解されにくい食事を
毎回・毎日、長年していくと、
胃の働きが弱り吸収障害が起こり、
カロリーや栄養管理されたマクロビの様な
食事をしても気付かないうちに
食べ物から栄養を吸収出来ない体質に
なっていて、いわゆる「隠れ栄養失」になるのです。
→低血糖・慢性的空腹感・ダルさ・疲労感。
胃で分解されない食事や消化吸収に時間が
かかる玄米などを多食する事により、
腸内の粘膜が傷付き、慢性的にあれた
（ただれた）状態になります。
→下痢・腹痛・アレルギー症状（皮膚炎・じんましん）を起こしているのです。
内臓が常に消化不良により胃が
働きっぱなしな状態なので、
もちろん自律神経やホルモンバランスも
乱れます。
→精神的イライラ ・唾液減少による虫歯。
胃腸が働くにも、常に正気（身体の体力）が
消耗します。
常に内臓に消化物が残り排出するまでに
時間がかかるので正気が消耗しっぱなしでは、身体の症状や体力が増えるはずがありません。
男性などは肉類や油分も必要です。
菜食だけだと、筋肉の再生不良が
起こり女性的な柔らか身体になり、
慢性的な疲労感や無気力感が出ます。〈自分自身の経験から言うと〉
以前、通ってたオーガニックのお店は
和食でお肉を使わないお店でした。
肉の代わりにおからを使ったり。
オーナーは四十代位の女性で、
やはり体調が虚弱な為にオーガニックで菜食してる人でした。
初めて食べた時は、
現代食に慣れているせいか、
正直味気無く物足らないと言うのが
正直な感想です。
何度か通って行く内に食後身体が
軽く胃が楽な感覚を覚えました。
「オーガニックは食後身体が
しんどくならない。」
今まで食後の満腹感や胃の充実感は
実は身体にとっては良くない胃の負担に
なっている自律神経の興奮している
感覚だったんだと気付きました。
味も次第に自然な味付けにも
身体がわかってきました。
しかし、このお店も２年位で閉めました。
オーナーさんの体調不良でした。
毎日完全オーガニックしか食べない人が
体調を崩し、月に１～２回しか
完全オーガニックを食べる程度の自分が
感覚が開けていく事が出来ました。
この時も菜食主義は
健康にならないと思いました。
最近見付けたお店は野菜ソムリエの資格を持つ「オーガニックイタリアン」お店です。
夫婦でお店をされていて、
二人共顔色も良く健康体です。
前菜から野菜をいろんな技で
楽しませてくれて
パスタ・お魚料理
前回のマクロビオテックにも書いた様にお肉も身体には必要です。
中には菜食中心にして健康になったと言う人がいますが。
ほとんどは間食をやめた。
以前は甘い物や菓子パン・コンビニや
ジャンクフードが好き人が健康を
考え菜食にした事により、
偏食が治った事により身体が良くなっているのです。
食事も完全菜食では無く健康を意識して
肉や油を減らした位の方が
健康になっています。
健康を意識しすぎている人の方が
胃腸が悪くても食べ過ぎる
（良い物を沢山摂ろう）傾向にあります。
昔から食事の七割程度は動物性から
摂取しており、
植物性だけで健康を維持した民族は皆無です。健康を意識し「食」を改善する事は
素晴らしいのですが一つの事にとらわれて
視野が狭くなり身体の
感覚が鈍くなる事により
体のサイン（異変）が
聴こえなくなるのがとても危険です。
健康法も自分にあったリズムとペースで試してみて下さい。
ブログ内を参考にして頂ければ有難いです。