ゴディバのフローズン・チョコレート・ドリンク | Sonia's Travels

ゴディバのフローズン・チョコレート・ドリンク

久しぶりのパリ旅行記。またまたスイーツの話だ。

宿泊していたホテルのすぐ近くに、GODIVA(ゴディバ)があった。日本のデパートで必ずといっていいほど見かける、ベルギーの有名なチョコレート屋さんだ。

でも、「パリまで来て、今さらゴディバでもないわ」と素通りしていた。

パリ滞在が残り1日になった日は朝から暖かく、観光には絶好日和だった。凱旋門の天辺まで上り、シャンゼリゼをそぞろ歩きし、さらにホテルまで歩いてもどってきた頃にはすっかり喉が渇き、くたくたに疲れていた。いつものようにゴディバの前を通過しかけて、ふとショーウインドーを見ると、心そそるポスターが目に飛び込んできた。

透明カップに入った冷たいチョコレート・ドリンクの写真である。上にはたっぷりの生クリームがのっていて、いかにも美味しそう♪

吸い寄せられるように店内に入ると、あら、日本人店員さんがいるではないか。説明によると全部で3種類あるそうで、私はホワイトチョコレートにラズベリーソースがかかったもの、夫はダークチョコレートをそれぞれチョイスした。



ゴディバ

CHICOlixir(ショコリキサー)



注文してから店員さんがその場で作ってくれる。氷を砕く大きな音がエレガントな店内にこだまする。

出来上がりを待っていると、5歳くらいの男の子を連れたフランス人の若いママが入ってきた。何気なく見ていると、チョコレートがかかった大粒イチゴが5個くらい串に刺さったものを1本買い、その場で子どもに与えて食べさせ始めた。美味しそうに食べる男の子。瞬く間にお口の中に消え去った。親子が立ち去ったあとに値段を確認すると、日本円で700円以上している。そういえばいかにもブルジョワという雰囲気のお洒落な親子だった……。


私たちのショコリキサーが出来上がり、ホテルに持ち帰って頂いた。思ったよりも甘くなくて飲みやすい味だ。両方飲み比べてみたら、私は夫が選んだダークチョコレートの方を美味しく感じた。コクがあって適度な苦味もあり、甘いものが苦手な方でもきっと召し上がれると思う。

日本のゴディバでも一部の店舗で取り扱っているようなので、見かけらたらまた飲んでみたい。