鎮魂 | 源氏名ドラえもんの日記

源氏名ドラえもんの日記

趣味は歌舞伎町で飲むこと

今夜、被災地では一斉に花火が打ちあがったそうです。


夏の花火には鎮魂の意味があるけど、亡くなった人たちへの鎮魂の意味と一緒に、残された人たちのためにもあるんだろうと思います。


昔、突然、友人や家族を亡くしたときは、悲しみよりも茫然としてしまった記憶があります。悲しいというよりも、喪失感が強かったです。現実感がなく、しばらくは生活感させなくなってしまった気がします。


祖父のときは葬儀になって初めて実感がわき、悲しみが深くなったように覚えています。


しかし、葬儀にすら出たれなかった友人の死は、もうずいぶん経つのに現実感がなかったりもします。何か終わってない、そんな感じです。


それでも何か区切りのようなものをひとつずつ越えて生活していくんでしょう。 その人との記憶を自分の心にしっかりしまっておくための作業のように思います。