いのちのおうちを読んで〜読書録 | MICA 3人育児中

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育児経験録や星読ののこと書いてます。

以前からとても気になっていた絵本。

『いのちのおうち』

 

SNSで知ったこの本、

私が好きなyujiさんから星好きの界隈の皆様の投稿を見て知った本。

 

以前QUANTAさん主催のほにゃららライブにも

出演されていました。

 

文章をりりぃさんがイラストを千果さんが書かれています。

 

 

ずっと気になっていたけどなかなか買う勇気がなかった本でもあります。

今日書くのは割と自分の中ではヘビーなことなので、

心の中を曝け出すからw

 

見たくない方はスルーを。

 

本の表紙に

「おかあさんはどうしてわたしにさよならしたのかな」と書いてあるんです。

 

中身の内容は細かくは伏せますが、

文を書かれたりりぃさんは、

一歳までを乳児院で過ごし、一歳の時ご両親に引き取られ幼稚園の時養子にはいられたそう。

小学生の頃、産みの親ではないと人づてで聞き、

ご両親に聞けないまま自分の中で葛藤を抱えたまま大人になり、

ご自身も娘さんを出産されたとのこと。

 

 

ご自分の体験を経て、娘さんが産まれて感じたお気持ちも含め

いのちが誕生することについて書かれています。

 

この本を読んで改めて命を育むことについて

自分が両親を選んだ意味

この家族に出会ったことなど考えるきっかけを頂きました。

 

母親になる、自分の家族を持つのになんとなく抵抗があったわたし。

三人目の子を出産してようやく家族なんだなと実感できたのです。

 

今までも家族だとは思ってたんですが、

なんとなく結局は一人みたいなのが心の奥から消えなかった。

子育てはしていたのですが、

もちろん我が子で可愛いのだけれどなんとなく距離感をとってる感じがありました。

家族の距離感がなんとなく掴めなくて

たまに虚無感を感じてました。

 

 

三人目を1・18に出産して

命が誕生すること

自分が母になったこと

家族がの形について改めて腑に落ちた。

甘えたり頼ったりが嫌いだった。

特に甘えられるのは本当に苦手だったし

自分が甘えるのも本当に嫌だった。

 

 

でも長女が産まれて5年。

全力で甘えてくる娘。

こんなに全力で誰かに必要とされることなんて今までなかった。

誰かに助けてくれ〜もう子育てできませんて降参して保育園に駆け込んだ。

 

 

今回里帰りしないと出産するのは無理だなと思って、

お願いするの嫌だなと思いながら実家にお世話になった。

 

いつの間にか家族を作ること

母親になること自然に受け入れていた。

 

 

改めて『いのちのおうち』を読んで

命がこの世に誕生すること

自分がここにいること

命を産み育むということ。

色んな命について考える機会をいただいたのと

自分が今ここに存在できる

ことに感謝だな。

 

 

 

何事にも出会う人にもことにも

全てにきっと意味があるんだろうな〜。