あなただけI Love You編からのつづき
声はもう届かない
やっと鳴らしたクラクション
それはさよならの合図さ♪
今回、栗Gがサプライズで作ってくれたひょうきん会Tシャツ(非売品)
モデルは恋G(笑)
このTシャツには、
SIKINE
と
HOKKAIDOU
KUSATU
の文字が。
あれ、クサトゥ?(笑)
夕食のコース開始写真
朝食の一部
式根島、北海道のひょうきん会のツアーでは、
本当にたくさんのアクシデントがあった。
3泊4日の計画の式根島では、到着した日に、
台風のため翌日早朝の船で帰るか決断をせまられたり、
海岸に混浴露天風呂があったり、
闇夜のホテルで女子がxxxxxxxxxしたり、
最終日は、共立大学の付属の女子校生と写真に収まったり、
結局、5泊だか6泊だかの旅になった。
北海道では、最北端の稚内のユースホステルの駐車場で、
車の鍵をとじこめたままロックしてしまい途方にくれたり、
ちょっと事故たり、
ケロヨンさんに恋Gがもてたり、
フッツのおじさんに会ったり、
アイヌ村でアイヌの衣装を着て記念写真を撮っていたら、
OLさんから一緒に写真をせまられたり、
女子校生のグループからも一緒に写真をせまられたり、
お守りを見せ合ったり(くどい 笑)、
いろんな思い出やハプニングがあった。
(みんなが持ち寄った写真で思い出したのだ 笑)
今回の草津では、
なんと言っても由紀ちゃんの登場が最高の出来事だった。
でも、それだけでは済まされないところが、
ひょうきん会。。。。
翌日。
宴会がメインなので、
3連休の最後の日、渋滞して、
疲れを明日に残したくないので、のんびり過ごす計画だった。
帰り道、軽井沢を通ってちょっと避暑地気分を味わうことで考えていたが、
往路で軽井沢を経由したので、
天気も良いし白根山へ行くことにした。
チェックアウトしたら僕らは白根山へ行き、
後は寄り道せずに帰る計画だった。
白根山を登るドライブコースの景色は見事で、
見晴らしの良いところで、一度車を止めて、
写真を撮る。
程なくして、白根山の頂上付近の駐車場に到着。
車はスマートキー。
降りて車の鍵をかけるためにドアハンドルに手をやって、
鍵をかけようとしても、うんともすんとも言わない。
『あれ、おかしい』
僕は心の中でつぶやく。
もう一度車の中に入り、エンジンスタートボタンを押す。
しかし、エンジンもかからない。
僕はポケットの中を確認する。
『無い、やばい、本当に鍵がない』
そう心でつぶやき、焦るあせる。
車から降りて、今起きていることを心の中で検証する。
エンジンを止めてしまったし、鍵がないから、
この車で帰ることは無理だ。
ひょうきん会ツアーでの宗谷岬でのロック・イン・キーでの出来事、
そして、友美ちゃんと付き合いはじめて富士山へドライブに行った際、
5合目で雪合戦をして車のキーを雪の上で無くした時の出来事が、
脳裏をよぎった。
実は家を出るとき、
スペアキーを持ってゆくことも考えたが、
スマートキーなので社内のバッグにスペアキーを入れておくとロックがかからないため、
ずっと持ち歩かねばならず、スペアの意味がないと思い、
持ってこなかったのだ。
「信じられない。」
「信じられない。」
僕は、2度もつぶやいた。
「信じられない。鍵を失くした。」
「さっき一回降りて写真を撮った時に、落としたかな。」
「でも、そこではエンジンがかかったし、車の中じゃないんですか?」と栗G。
「さっき車の中も探したけど。。。」
「あははははは。会長、ほら」
と、恋Gが鍵を持っている。
一瞬何が起きたのか分からなかった。
社内に落としていて、その鍵を拾ったのか?
「ほら、朝、先に荷物を積むからと、俺がキーを借りて、
そのまま、俺のポケットだった。わりいぃ悪い(笑)」
助かった。
安心して登った湯釜。
* * *
僕のギターの演奏を聴いた恋Gが言う。
「やるなぁ、50万円でマーチンのギター2本買うなんて。
会長、そのギターの腕前、今は必要ないんじゃない?
学生の頃にその腕だったら、人生変わっていたんじゃない?(笑)」
それはもっと女子にモテて、
せつない片思いのうちのいくつかは実を結んでいたのか?
ギターがちょっと弾けるだけで?
僕は、それは無いとは思うけど、
この歳でもいまだに、ギターを続けている。
何に使うんだか(笑)。
そういう恋Gは腕に60万円のROREX。
でもまだ別のROREXが欲しいという。
何に使うんだか(笑)
* * *
帰り、栗Gのウチで軽く休憩を取って、
恋Gを東京駅まで送りさよならした。
もし、恋Gキーを持っていないことに気づかないまま
東京駅まで来て、エンジンを止めて、
恋Gの荷物を運びだし、バイバイしていたら。。。
さてと、車に乗り込んで、
いざスタートボタンを押してもエンジンがかからない。
あれ、故障?
いや、鍵?ポケットを探す、ない、ない。
焦りまくる僕。
朝、恋Gに鍵を渡したことなんて、
全く思い出せないでいただろう。
記憶の衰えも月日の経った証拠。
足腰と脳みそが元気なうちに、
たくさん旅行しておきたいね。
初日の朝、富士山世界遺産登録で湧き立つ町からはるばる新幹線でやってきた恋Gと、東京駅で日本工業倶楽部前で待ち合わせ。
僕が会社辞めた後、ここも受けたことを何気に言うと、
会社を辞めたことさえ知らなかった恋Gは、
いきなり驚いていた。
会社辞めたことも、人生の中では、
ほんの小さな出来事に思えてしまう、
そんな旅行だった。
さてと、次の旅行に向け、
必要以上にギター練習をしておこう(笑)
(シリーズ終わり)
草津の思い出スナップ(左から恋G、栗G、浴衣の僕)
写真では分からないと思いますが、歳より10歳以上若く見られることが多い僕です。由紀ちゃんからも、「変わらな~い」のお墨付き頂きました(笑)
世界遺産登録記念のウィスキー(恋Gからのお土産)
なんと50度!!
深谷ネギとミソを使ったおせんべい(栗Gからのお土産)