ホンダは東芝製リチウムイオンバッテリを搭載したEV-Neoで法人・官庁向けのリース販売を行い、ヤマハはかつてのリコールを挽回し、市販モデルEC-03が好調です。
カワサキはもともと小排気量バイクにさほど力を入れていないことも有って開発の噂も聞きませんが、マニア心をくすぐるスズキはどうしたのでしょう?
2010年9月24日には『電動スクーターの試作車「e-Let's」が完成し、公道走行調査を開始する。』とのプレスリリースを出したのですが。
スズキ、電動スクーター「e-Let's」を開発
製品化に向けて公道走行調査を開始
http://www.suzuki.co.jp/release/d/2010/0924/index.html
あれからもう1年近く。
「e-Let's」が発売されない理由として考えられるのは・・・
1・ベース車が小さすぎた。
ベース車の「Let's4バスケット」は、写真で見ても解るとおり、ガソリンスクーターの中でも小ぶりです。
航続距離を伸ばすには搭載バッテリーの大型化が欠かせませんし、制御装置(コントローラーやインバーター、充電器など)の搭載スペースも必要です。
2・共同開発を行っていた三洋電機が他企業に買収され、肝心のバッテリー部門はパナソニックに吸収された。
モーターとバッテリーを三洋電機が担当していたのですが、身売りが決まったのですから(それも中国企業に)、おいそれと最新技術を継続開発できる訳が有りません。
洗濯機のモーター技術(まだ言うか 笑)もハイアールの物ですし。
3・先行他社の様子見
これは有りそうでなさそうで・・・。今までも、「チョイノリ」とか「油冷エンジン」とか、他社にない技術やアイディアを実現してきました。
2003年のモーターショーではコンセプトモデル「G‐STRIDER」を発表し、2007年発表のホンダの「DN-01」に大きな影響を与えた(と思っています)のですが。
スズキは既に他社に先駆け「燃料電池バイク」を開発し、EUでは形式認定も取っています。
電動バイクのベースとなる車体も、ADDRES V50/V125や既に生産終了となったVECSTAR 125/150があります。
ここはひとつ 二輪メーカーとしての意地を見せてほしい所。
※「Let's4バスケット」
http://www1.suzuki.co.jp/motor/uz50bl0/index.html
※「G‐STRIDER」
http://www1.suzuki.co.jp/motor/show/tokyo2003/model/g_strider.html
※「DN-01」
http://www.honda.co.jp/DN-01/
※「ADDRES V50」
http://www1.suzuki.co.jp/motor/uz50xl0/index.html
※「ADDRES V125」他2モデルあり
http://www1.suzuki.co.jp/motor/uz125k9/index.html
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