2011年06月07日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000281106070003
電動バイクの専門店が増えている。安くて性能の良い車種が増え、東日本大震災後のガソリン難もあって人気が出たという。
「デンドーモータース」は昨年10月に海老名市で最初の店舗を、4月に横須賀市で2店目を開いた。今年1月に10台程度だった電動バイクの売り上げは、5月には2店で60台まで伸びた。大手電機メーカーを退職して起業した橋本幸一社長(46)は「店舗を増やし、2015年までに県内のガソリンバイクの台数を抜きたい」と意気込む。
昨年2月に厚木市で「インポート・イーブイ」を開業した重富哲さん(51)は、インターネットを通じて同様の電動バイクを売る。震災後、通勤や買い物に使いたいという客からの発注が約2倍に増えたといい、「燃料不足に危機感を持った人が多いのでは」と話す。
人気なのは、50cc以下のバイク免許で運転できる「600ワット以下」の車種で、価格は10万円前後。ほとんどが日本の中小企業で設計され、中国の工場で組み立てられた製品だ。家庭用電源から5~8時間充電すると40~60キロを走る。燃費ならぬ「電費」は1キロあたり1円程度で、ガソリンの約5分の1という。
ただし、新規参入の企業が多いだけに、今後の普及には故障や事故への対応などの信頼性を高めることが課題だという。橋本さんは「一部にはできの悪い車種もある。販売店で責任をもって選び、整備していきたい」と話す。
(矢吹孝文)
写真
「デンドーモータース」の橋本幸一社長(左)。「停電時は非常用の蓄電池として使える」と説明する=横須賀市上町3丁目

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