いよいよ2/9に発売が迫った拙著「対話する医療:人間全体を診て癒すために」より第1章の内容を少しだけ紹介いたします。

第1章「『人間全体』を診る医師」は、家庭医とはどんな仕事をしているかという内容です。

この本では総合診療医ではなく、家庭医(family physician)という用語をあえて使っています。

理由として、家庭医は、family(家族)の医師であるという言葉の通り、家族というシステムを診る存在だからです。
また、家庭=家で患者を診療したり、看取ったりするという存在でもあるからです。

第3節「『家族』というシステムを診る」では、家庭医による家族志向性アプローチ(family-oriented approach)の実際を、
第6節「家庭医による『看取り』の作法」では、正岡子規の晩年を例に、在宅緩和ケア・看取りのことを書いています。

その他にも、家庭医のさまざまな技法:患者中心の医療の方法(patient-centered clinical method)や、
複雑性・不確実性のある患者の見かたと生物-心理-社会アプローチ(bio-psycho-social approach)、
地域における多職種連携アプローチなどを、事例をまじえながら、
非専門職の方にも分かりやすく説明しています。

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