ジャクソン・ブラウンが名古屋市公会堂にやって来た。

 

ザ・クロマニヨンズの真島昌利氏の誕生日であるシックス・キックス・ロックンロールのライブ以来である。あれは2021年だったか。

 

会場前の公会堂横の鶴舞公園では桜を見るわけでもなく酒とジャンクフードどを頬張る若人たちの裏腹

 

開場待ちの列の最後尾に向かうと、禿げか白髪かの二者択一が行列を成していて「ほう・・・」と思う。

 

所謂、ジャクソンブラウンのセットリストは他のブログやレビュー、Instagramに任せておこう。ここはHAPPY MONKEY RECORDSだ。

 

 

ジャクソンブラウンが来日すると分かり、愛聴盤のファーストやフォーエヴリマン、レイトフォーザスカイに針を乗せた。

 

 

プロモーターのチケットサイトに掲載されたアーティスト写真の氏は

 

髭は立派になっていてサングラスをかけている。

 

当時のサラサラヘアーで青臭い童貞代表かのごとし親近感を覚えたのジャクソンブラウンはまだ変わらずにいるのであろうか。

 

変わっていなければいいなあ。若干、半信半疑でチケットを購入した。(14,000円也。ポチ。)

 

時は来た。

 

開演の定刻から10分程度して英語での登場に雄叫びを挙げながら

 

当然ながらの英語での挨拶は何をいっているのか一平さん、通訳してくれよなんて数日前のWBCを思いだしていらたが

 

おっと、そのギブソンが鳴らすギターと歌声に

 

サラサラヘアーはどこかへ行ってしまったが

 

 

レイト・フォー・ザ・スカイのジャケット裏の文学青年宜しく爽やかな面影が

 

キーが落ちたが1曲目のBefore the Delugeから垣間見えては号泣したことは

 

隣の席に還暦祝いに金沢から招いた"西村の兄貴"は気付いていたのだろうか。秘密にしておいて欲しい。

 

私が伝えたいのはライブレビューでも、偉そうな評論でもない。

 

繰り返しにはなるが禿げか白髪かの二者択一しかいないライブ会場についてである。

 

「君はロックなんて聞かない♪」なんて流行歌があったが、歌ったのはあいみょんなるシンガーソングライターらしい。

 

恐らく平成生まれでジャンクフードを頬張る若人にも愛される彼女が挙げる愛聴盤には「レイトフォーザスカイ」があるのだとか。

 

懐古的に聴くロックンロールもいいが、ブルースの大木に実った果実やそこから溢れ出す蜜の味に触れる機会に時間と費用を投資することをHAPPY MONKEY RECORDSは強く推奨するのである。

 

狼ではなく羊、やるよりやられる側かもしれないが、文系最強のロックンローラー・ジャクソンブラウン!

 

泣いたぜ、サンキュー!ヤァヤァヤァ!

 

プリーズ、カムアゲイン!ウェルカム!

 

(コーラスの左の黒人の姉ちゃん、可愛かったナア)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

号泣の1曲目、お聴きください!