地下鉄を蟻の巣に見立てて、働き蟻のおれは地下に潜る為、階段を下りる。

 

ブリーフバックの中に入れた電子機器や書類の重みに耐えきれず、持ち手の革が軋む音を確かに感じながら。

 

目の前を歩く皺の寄ったジャケットに「お世話になります」と電話を出ては立ち止まりそうになる初老の白髪と

 

言葉で表すことを放棄して、スタンプを選ぶに夢中な若人よ。

 

そのシャツから覗いた背中には消えないであろうスタンプが見える。

 

 

「見せているのか」季節外れの服装から察して呟き、働き蟻は颯爽と我先にと追い越すのである。

 

目的地はHAPPY MONKEY RECORDSだ。

 

暖簾をくぐると今日も店主が言った。

 

「ヤァヤァヤァ!(いらっしゃいませ)」

いま気になってること

働き蟻は地下鉄(巣)を出ては、地上に食料を調達しに行かなければならない。

 

待っている人だっている、寄り道なんてましては脇目も振らずに、餌に蜜にまっしぐら。

 

おい、おれを踏みつけようとするんじゃねえ、逃げろ。

 

路上ではギターをかき鳴らすデュエットがいる。ゆずか、コブクロか、サイモンアンドガーファンクルか。

 

違う、知らない、おれは知らない。

 

待っている人がいるのだ、寄り道なんてましては脇目も振らずに、餌に蜜にまっしぐら。

 

アメブロのアメは飴なのか。どこだ、どこにあるのだ。おっと、おれの触角が反応しそうだ。

 

ヤァヤァヤァ、今日もHAPPY MONKEY RECORDSは明かりをともして、ロックンロールを鳴らしてる。

 

 

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会ったこともない、興味の無いエブリデイを記したブログなんかにゃあ興味が無い。

 

閲覧数が欲しければ興味のあるであろう話題のトピックスを書けばいいのである。

 

ガーシー、オータニ、ヌートバー。

 

だけれど、ジャクソン、エリック、ディラン!

 

サムライはマイアミに行ったが、ロックンロールをジャパンが待っている!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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