いつもお越しいただいている皆様へ。




様々な思い、しがらみをこの部屋に残し引越しをいたします。


ネット環境が整うのが2~3週間程度かかると思いますので


更新できません。(携帯からは更新しません。。。できません。。。)


しばしお待ちくださいませ。





村長


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詳しくは知らされていなかったが数度人工授精を試みたようだ。



ワタクシが精液を容器に出した回数に比例すると推察する。



余談であるがその間に性交渉はゼロであった。



種馬の気分だ。



こんなことまでして子供を作っていいのか?


正直に言うとワタクシは元来子供はあまり好きではなかった。



他人の子供、それがたとえ親友の子供であろうとワタクシは



お世辞にも「かわいい~」なんていう黄色い声は出せなかった。



そんなオトコが子供を作っていいのだろうか。



愛情を注げるのか?



そんな葛藤を日々繰り返していた。



最近のぐうたら嫁を見る限り作っても不幸になると感じていた。



そしてワタクシ自身、嫁には冷めてきていた。



あまりの傍若無人さ、仕事中心というのは否定しないが



出世したワタクシへ見下した対応。



ワタクシは決してプライドは低くない。



日々自分を鼓舞し仕事に立ち向かっている。



モチベーションを上げるどころか下げるその行動に



イライラが募る。



この頃から将来に対しての不安が頭をよぎる。







そして子供が出来た。




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嫁からの提案はズバリ。



<子供を作ろう>だった。



彼女は最近の我々のいざこざはお互いに飽きてきた結果と



判断したようであった。



当時のワタクシの気持ちを吐露するならば、



世間体もあるし離婚はしたくない



こんな綺麗な嫁さんそう見つからない



なんてバカな事を考えていた。事実である。



ワタクシはも正直に言うと、子作りをきっかけに新たな生活を



作って行きたいと考えていた。子供をツールに使うという



意味ではなく純粋に夫婦生活を円滑に進めるためには一つの



「策」として必要だと思い同意した。



しかし想像の通りすぐには出来なかった。



事前にワタクシに「前歴」があることを伝えてあった。



若気の至りである。



その事から3ヶ月を過ぎる頃から彼女は焦っていた。



明らかに嫁自身に問題があると思い込み産婦人科に足を運び



検査をする。お互いに問題はなかった。



しかし彼女には私には理解できない拘りがあった。



11月か12月産まれにしたい。。。



ワタクシは当初全く理解できなかった。



よくよく聞くと産まれて約半年は母親の免疫を持つために病気



などを殆どしないらしい。即ち、冬の間に風邪を引かない!と



いうのが彼女の考え方。ある意味正解。でもワタクシにはそれほど



拘りはない。



嫁は様々な検査をした。ワタクシも朝一番から自家発電し白濁を



専用容器に入れて持たせた。



「そこまでして作るものなのか?」



「もう決めたんだからつべこべ言わないで」



嫁が主なのか。通院するたびに複数の諭吉が飛んでいく。



お互いに体が健全なら成り行きに任せたいと思っていたが、鬼の



形相でワタクシに対峙する嫁を見ると、その言葉は飲み込まざるを得ない。



彼女は薬を飲み始めた。誘発剤だ。



ワタクシは週に1回精液を容器に入れていた。そして2ヶ月弱続いた。



精液を渡す理由は聞いていなかった。



疑問に思い嫁に聞いてみた。



あっさり言う。



「人工受精してみる」



「してみる」ではなく「やっている」の間違いだろうと問いただす元気も



ワタクシには残っていなかった。



ワタクシは嫁の母親に電話して相談した。



義母はいつも嫁よりもワタクシ寄りの話をしてくれ、ワタクシは義母に



全幅の信頼を寄せていた。すると義母は人工授精を知っていた。



翻意ではない旨を伝えるもあまり伝わらなかった。



どうやら娘の子供、所謂孫を早く見たかったようだ。



嫁の弟はバツ2でそれぞれで子供を儲けている。しかし会えない。



そのジレンマを義母は娘に託したようにも見えた。



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