2025年1月15日(水)
映画専門チャンネルのムービープラスで放映を録画しておいて観ました。
2021年のフィンランド・ロシア・エストニア・ドイツ合作のドラマ映画。ユホ・クオスマネン監督。セイディ・ハーラ主演。他にユーリー・ボリソフ、ディナーラ・ドルカーロワ等出演。第74回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。
僕の本作品の評価は5点満点で3.8です。
作品紹介(映画コムより)
長編デビュー作「オリ・マキの人生で最も幸せな日」がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門の作品賞に輝いたフィンランドの新鋭ユホ・クオスマネンが、同国の作家ロサ・リクソムの小説を基に撮りあげた長編第2作。
1990年代のモスクワ。フィンランドからの留学生ラウラは恋人と一緒に世界最北端駅ムルマンスクのペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く予定だったが、恋人に突然断られ1人で出発することに。寝台列車の6号客室に乗り合わせたのはロシア人の炭鉱労働者リョーハで、ラウラは彼の粗野な言動や失礼な態度にうんざりする。しかし長い旅を続ける中で、2人は互いの不器用な優しさや魅力に気づき始める。
2021年・第74回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、グランプリを受賞した。
ストーリー(ムービーウオーカーより)
1990年代のモスクワ。フィンランド人留学生ラウラ(セイディ・ハーラ)は、美しい大学教授イリーナ(ディナーラ・ドルカーロワ)と付き合っているが、イリーナは仲間たちにラウラのことを“フィンランド人の友達”としか紹介しない。二人は一緒にムルマンスクにペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く旅を計画するが、イリーナが行けなくなり、ラウラは一人で旅立つ。モスクワ発の寝台列車に乗り込むと、二等車の6号コンパートメントの向かいのベッドに、ロシア人の男リョーハ(ユーリー・ボリソフ)がいた。同じくムルマンスクに行くという彼から「この列車で売春しているのか?」と言われ、堪えきれず席を立ったラウラは女性車掌に移動を願い出るが、我慢するよう言われる。列車がサンクトペテルブルクに到着する。ラウラはモスクワに戻ることを決め、イリーナに電話をするが、帰ると言い出せずに列車に戻る。彼女のいない間、リョーハが彼女の席に赤ん坊を抱えた親子を座らせていたので、ラウラは食堂車に向かう。するとリョーハも着いてきて、ムルマンスクに行く理由を尋ねてくる。ペトログリフを見に行くと知ったリョーハは驚く。彼は鉱山に働きに行くという。列車は夜更けにペトロザボーツク駅に着き、ここで一泊する。知人の家に行くというリョーハの誘いを断り、ラウラは行く当てもなく街へ出る。しかし、トラブルに巻き込まれたところを通りかかったリョーハに助けられ、彼と同行することに。リョーハが彼女を連れて行ったのは、彼らの母親ほどの年齢の一人暮らしの女性の家だった。女性は二人をもてなし、楽しい一夜を過ごす。二人はすっかり打ち解け、ラウラはイリーナが恋人であることを打ち明ける。終着駅が近づき、二人はキスを交わすが、リョーハは別れも告げずに電車を降りてしまい、ラウラは一人でホテルに向かう。翌朝、ラウラがホテルの従業員にペトログリフを見に行きたいと言うと、冬の間はツアーが休みであると告げられ……。
作品紹介・ストーリー(公式サイトより)
モスクワに留学中のフィンランド人学生ラウラ。彼女の、古代のペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く旅は、恋人にドタキャンされ、急遽一人旅に。そんな彼女が寝台列車6号コンパートメントに乗り合わせたのは、モスクワのインテリたちとは正反対の、粗野なロシア人労働者リョーハ。最悪の出会いから始まった、二人の長い旅の行方は……。
カンヌ映画祭ある視点部門で長編第1作『オリ・マキの人生で最も幸せな日』がグランプリを受賞し、輝かしい監督デビューを飾ったユホ・クオスマネン。ロサ・リクソムの同名小説を原案にした本作『コンパートメントNo.6』で、監督第2作にして同映画祭コンペ部門に選出され、堂々グランプリを獲得。フィンランド・アカデミー賞と言われるユッシ賞では作品賞・監督賞・主演女優賞など7冠を制し、アカデミー賞®国際長編映画賞フィンランド代表選出、ゴールデングローブ賞非英語映画賞ノミネートと世界中の映画祭で17冠の快挙を遂げ、フィンランドを代表する新たな才能が誕生した。映画祭で絶賛されたセイディ・ハーラ、ユーリー・ボリソフの演技と、『動くな、死ね、甦れ!』のディナーラ・ドルカーロワの出演にも注目。
携帯もSNSもない1990年代を舞台に、アキ・カウリスマキを思い起こさせるメランコリーとオフビートなユーモア、そして雪をも溶かす純な心が、不器用で孤独な魂を結びつける愛の物語。あなたはきっと、雪深い北の街を舞台に描かれる、その結末に心をくすぐられ、微笑まずにはいられないだろう。