米国映画「グロリアス 世界を動かした女たち」 | ソンブーンのブログ

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2024年1月26日(金)

 

映画専門チャンネルのムービープラスで放映を録画しておいて観ました。

2020年の米伝記映画。ジュリー・ティモア監督・脚本。ジュリアン・ムーアとアリシア・ビィキャンデル主演。原作はグロリア・スタイネムの自伝。

アメリカの女性解放運動の先駆者であるグロリア・スタイネムの生涯を描いた実話作品。

僕の本作品の評価は5点満点で3.7です。

 

ストーリー(ウィキペディアより)

女性解放をテーマとした世界初の雑誌「Ms(ミズ)」を創刊したグロリア・スタイネムは、現在も旅を続ける女性である。列車や長距離バスで旅をしながら、若かりし頃の自分に対峙していく壮年のグロリア。

幼い頃からグロリアは、優しいがお調子者の行商人である父に連れ回されていた。食い詰めた結果、母親と二人で壊れかけた母の実家に住む羽目となるグロリア。母親は、結婚前は新聞社で記事を書いた才女だったが、精神を病み,少女時代のグロリアは母の看病に明け暮れた。

大学時代には奨学金でインドに留学し、差別に苦しむ低カーストの女性たちを目の当たりにするグロリア。帰国して出版社に勤めたが、女性にはお茶汲みかファッションの担当しか仕事が無かった。バニーガールとしてプレイボーイクラブで働き、潜入記事で名を馳せるグロリア。だが、次はポルノ女優だと男性記者に揶揄され、後味の悪い仕事となった。

公民権運動に参加し、女性差別、黒人差別、先住民の人権問題にも目を向けて行くグロリア。雑誌社を退職し、活動家の道に進んだグロリアは、多くの女性活動家と共に世の不正を糾弾した。そして、その活動を正しく掲載する雑誌として、Mrs.(ミセス)でもMiss.(ミス)でもない、女性を表す「Ms(ミズ)」をタイトルとした雑誌を創刊した。

Ms.(ミズ)は女性を表す公用語となり、グロリアは議会選挙に立候補する初の女性候補ベラ・アブザッグにも協力した。若い頃に中絶経験のあるグロリアは、中絶禁止法の廃絶にも力を注ぎ、アメリカの人権意識の向上に多大な影響を及ぼした。提案の全てが可決された訳ではなく、反対意見も根強いが、グロリアは全国を周って公演を続け、無くならない差別と戦い続ける。